飯テロマンガから、人気ドラマにもなった「きのう何食べた?」の美味しそうなお料理たち。
シロさんが作る数々のレシピはたくさんの人々を魅了し、食べてみたい!と思うことも多いですよね!
この記事では、そんな「何食べ」 15巻 #114.に登場するシロさんの「油淋鶏(ユーリンチー)いんげんとかぼちゃ添え」の作り方を写真付きで詳しくご紹介していきます!
油淋鶏(ユーリンチー)の2人分の材料をご紹介!
鶏もも肉下味
・鶏もも肉 大1枚…320g
・卵 1個
・しょうゆ 大さじ1
・コショウ 5ふり
・片栗粉
油淋鶏のタレ
・長ねぎ 1/2本
・タカのツメ 輪切り5個 (1本)
・しょうが チューブ小さじ1/2 (少々)
・にんにく チューブ小さじ1/2 (少々)
・しょうゆ 大さじ2
・お酢 大さじ2
・砂糖 大さじ1と1/2
付け合わせ
・かぼちゃ うす切り4枚分
・いんげん 1/2袋
・レタス 2枚
( )は原作分量です。
なお原作になかった分量は、作ってみて美味しかった分量で補足してご紹介しています。
※鶏もも肉の下味の分量は、鶏もも肉2枚分まで対応可能でした!
作り方では詳しく書かれていない工程も、追記補足&作りやすい順序で紹介していきます!
油淋鶏(ユーリンチー)の作り方を27枚の画像で徹底解説!
1.鶏もも肉大1枚を観音開きにして、2倍ぐらいの大きさに広げる。
写真の鶏肉のように、分厚くなっているところ(点線)に切り込みを入れて開きます。
開くと写真ぐらいの大きさまで広がります。
多少うすくなってしまっても衣をつけて揚げるので大丈夫です!
2.肉の下味をつける調味料を作る。
ボウルに卵1個、しょうゆ大さじ1、コショウ5ふりを入れて泡立てでよく混ぜる。
3.開いた鶏もも肉1枚を入れ、30分以上つける。
原作では前日につけて、翌日に揚げていました。
最低でも30分はつけて味を染みこませましょう!
4.15分たったら鶏もも肉を裏返す。
前日の夜からつけておく場合は、翌日の朝にひっくり返すとちょうどいいです。
裏面にもしっかりと味を染みこませておきましょう!
5.かぼちゃはスプーンで種を取りのぞき、4枚うす切りにしておく。
6.いんげん半袋は両へたを落として水洗いをし、ザルにあげて水切りをしておく。
いんげんを揚げるときに、水気があると油がはねて危ないです!
揚げる前にしっかりとキッチンペーパーで水気をふき取りましょう!
7.レタス2枚はひと口大にちぎって水洗いをし、ザルにあげて水切りをしておく。
かぼちゃ、いんげん、レタスは付け合わせなのでお好みでどうぞ!
8.長ねぎ1/2本の根を落とし、みじん切りにする。
油淋鶏のタレに入れる長ねぎです。
クロスに切れ目を入れてから輪切りにするように切るとみじん切りが簡単にできます!
9.油淋鶏のタレになるあわせ調味料を用意する。
しょうゆ大さじ2、お酢おさじ2、砂糖大さじ1と1/2、にんにくチューブ小さじ1/2、しょうがチューブ小さじ1/2、タカのツメ輪切り5個を入れて、泡立てで混ぜておく。
原作ではタカのツメは生を1本分タネを取り除き、輪切りにして加えていました。
この記事ではカット済で乾燥してあるタカのツメ5個を入れて、辛さ控えめにしています。
10.フライパンにうすくサラダ油をひき、長ねぎを入れて弱火で1分炒める。
写真のように親子丼を作るときに活躍するミニフライパンで作ると効率UPです!
11.油淋鶏のタレになるあわせ調味料を加えて、弱火で1分ほど煮詰める。
写真のように泡立ち始めたら火を止めてOK!
鶏肉が揚がった後に再度あたためなおします。
12.中華鍋に鶏肉1枚分が浸るぐらいの油を入れて強火にかけ、170℃の中温まであたためる。
観音開きにした鶏肉はかなり大きいので、入り口の広い中華鍋で揚げます。
170℃の目安は、菜ばしを入れてすぐに小さい油が出てくれば適温です!
13.火を中火に落としてかぼちゃ4枚を中華鍋の淵から静かに入れて、2分揚げる。
ここで中火に落とし忘れてしまうと、次の写真のようにこげこげのかぼちゃになってしまうのでお忘れなく!
14.2分たったらいんげんを加えて、さらに1分揚げる。
15.揚げあがった野菜をザルにあげ、油を切っておく。
新聞紙やキッチンペーパーの上で油を切ってもOKです!
16.下味を染みこませた鶏もも肉をボウルから取り出し、カレー皿に入れた片栗粉を前面にまぶす。
この記事では食材をのせるバットがないためカレー皿で代用しています。
下味用調味料が入ったボウルに片栗粉を直に入れるとダマになりやすいので、必ず別容器で粉をまぶしましょう!
片栗粉をまぶすときのポイントは、重なっている部分にもしっかりと粉をつけること!
粉がついていない部分はおいしい衣がつかず、お肉が焦げやすくなってしまいます。
特に観音開きにした部分は粉が付きにくいので、要チェックです!
17.中華鍋の淵から静かに鶏肉を油の中に入れて、中温の中火で7分揚げる。
から揚げと違って1枚肉は火が通るまでに時間がかかります。
鶏肉は生だと食中毒の危険もありますので、じっくりと火を通していきましょう!
18.4分ほど揚げたら、菜ばしで鶏肉をうら返す。
ひっくり返す時に油がはねやすいので、網杓子(あみのお玉)などで支えながら静かに返しましょう。
19.鶏肉を揚げている間に、付け合わせの野菜をお皿に盛り付けておく。
2人分としてお皿を分ける場合は、半分ずつに盛り付けてくださいね!
20.鶏肉が揚がったらザルにあげて油を切っておく。
新聞紙やキッチンペーパーの上で油を切ってもOKです!
油を切っている間に、油淋鶏のタレを再加熱しておくとアツアツの油淋鶏が食べられます!
21.油が切れた鶏肉をひと口大に切る。
鶏肉がかなり熱いので、菜ばしでささえながらカットしましょう!
22.切った鶏肉を付け合わせの野菜の上にのせる。
2皿分に分ける場合は、半分ずつのせましょう!
23.あたためなおしたタレを鶏肉の上にへらを使ってかける。
完成!
油淋鶏(ユーリンチー)の調理時間は1時間でした!
ただし、こちらは写真を撮っていた時間が余分にがかかっています。
半分の4個分であれば、調理時間は50分ほどで完成する料理と言えるでしょう!
そして、シロさんの油淋鶏(ユーリンチー)いんげんとかぼちゃ添えが主菜の本日の献立はこのようになりました!
◆Today’s menu◆
・シロさんの油淋鶏(ユーリンチー)いんげんとかぼちゃ添え
・シロさんのにんじんともやしのナムル
・シロさん母のえのきとわかめのみそ汁
・ごはん
・麦茶
油淋鶏(ユーリンチー)はカリカリ衣と甘酸っぱいタレが絶品!
から揚げとはまたひと味違ったおいしさを味わえる油淋鶏。
揚げ物でありながらさっぱりとしたタレがかかっているので、いくらでもごはんが食べられます!
この記事では辛さは控えめに作っているので、お子様でも食べられますよ!
一枚肉で揚げているので、ボリュームも満点!
作り方のポイントにあった通りすみずみまで片栗粉をまぶしてあげているので、衣がカリッカリで最高においしいです!
それでいて中の鶏肉はしっかり味が染みこみ、ふわふわの仕上がり。
付け合わせの野菜も素揚げで甘みが出て、タレとの相性もばっちりですよ!
正直、手間はかなりかかる料理です。
が、出来上がったときにそれ以上の感動が待っているのは間違いありません!
おつまみとしても有能な油淋鶏、ぜひお試しを!
油淋鶏(ユーリンチー)の原作の献立はこちら!
原作で作られている献立の詳しい記事はこちらの #114. にてご紹介しています!
きのう何食べた?15巻で紹介しているレシピの一覧が気になる方は、下記よりどうぞご覧ください!
油淋鶏(ユーリンチー)の作り方のまとめ
いかがでしたでしょうか?
この記事では、「何食べ」15巻 #114. に登場する「油淋鶏(ユーリンチー)いんげんとかぼちゃ添え」の作り方を、写真付きでご紹介いたしました!
ぜひシロさんお手製の油淋鶏(ユーリンチー)いんげんとかぼちゃ添えを、あなた自身で味わってみてくださいね!
ここまでお読みいただきありがとうございました。
この日の献立の「にんじんともやしのナムル」の作り方はこちらからどうぞ!
他にも鶏モモ肉のレシピあります!シロさんのお母さん直伝の「鶏のから揚げ」の作り方はこちらからどうぞ!
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