原作こもとも子のドラマ化もした飯テロ漫画「ごほうびごはん」
登場するグルメは、主人公の咲子が作るものも含めてどれもおいしそうなものばかりです!
この記事では、そんな「ごほうびごはん」11巻 #234 平成最後の日 に登場する、おばあちゃんの「山盛りエビフライ」の作り方を写真付きで詳しくご紹介していきます!
山盛りエビフライの4人分の材料をご紹介!
・エビ 20尾
・パン粉 大さじ20
・サラダ油 フライパン半分ぐらい
・付け合わせ用せん切りキャベツ 1袋 キャベツを切る場合は1/8こ≒葉4枚
バッター液
・卵 1こ
・薄力粉=小麦粉 大さじ4
・水 大さじ2
・塩 小さじ1/4
・コショウ 4ふり
調理用具
・つまようじや竹串 1本 (エビの背わた取り用)
ピクルス入りタルタルソース
・卵 1こ
・玉ねぎ 小1/4こ (玉ねぎの辛みが苦手な方は、玉ねぎなしでピクルス2本で)
・ピクルス 1本
・マヨネーズ 大さじ2
・バジル 5ふり
・コショウ 5ふり
おろしポン酢
・大根おろし チューブ大さじ1 大根をする場合は8/1本
・ポン酢 小さじ1
・ウスターソース
・しょうゆ
・みそだれ…つけてみそかけてみそ
( )は原作分量です。
なお原作になかった分量は、作ってみておいしかった分量で補足してご紹介しています。
作り方では詳しく書かれていない工程も、追記補足&作りやすい順序で紹介していきます!
山盛りエビフライの作り方を25枚の画像で徹底解説!
1.まずエビフライに添えるソース類を用意する。
ピクルス入りタルタルソースの詳しい作り方ははこちらの記事をご覧ください。
(本記事では材料の3倍量で調理しています)
おろしポン酢用の大根おろしをする場合は、1/8本をすりおろしてかるく水気を切り、ぽん酢小さじ1と合わせておきます。
なお本記事で大根おろしは、便利なチューブタイプで代用しました。
また、付け合わせ用のせん切りキャベツも、生キャベツから切る場合は1/8こ(≒葉4枚)をせん切りにして水にさらし、水切りをしておきます。
2.冷凍エビを使う場合は、ボウルにエビを入れて水を入れて7分ほどおき、流水解凍をする。
3.エビを解凍している間に、バッター液を作る。
ボウルに、卵1こ、薄力粉(小麦粉)大さじ4、塩小さじ1/4、コショウ4ふり、水大さじ2を入れる。
4.ボウルに加えた材料を泡立てでよくまぜ、バッター液の完成!
バッター液を作ることで、下記の3工程をひとまとめにすることができます!
①エビの下味 ②小麦粉をまぶす ③卵液をつける
5.バッター液ができるころにはエビが解凍されているので、下処理をする。
まずエビのカラをむき、しっぽの先を包丁で切り落とす。
しっぽの先を切り落とすことで、しっぽの空洞にたまった水分を抜くことができるため、揚げたときに油はねしなくなります。
なお筆者は、しっぽのギリギリの身まで食べたいので、カラは写真のように限界までむきます。
6.カラをむいたエビの背中側に、つまようじであさく切り込みを入れる。
7.背の中央部に入っている背わたを、つまようじで引っ張るようにして引き抜く。
背わたはエビの腸管で、背わた取りをすることで臭みやジャリっとした食感を取りのぞくことができます。
つまようじや竹串がない方は、包丁で背に切り込みを入れて手で取ってもOK。
8.エビの背わたが取れたら、おなか側に包丁で横に切り込みをあさく3か所入れる。
9.エビの両端を手で引っ張り、まっすぐに伸ばす。
エビを揚げたときに見栄えよく丸まらないように、筋肉をのばします。
原作に記載はありませんでしたが、ここからさらに背を上にした状態で、指で圧力をかけて身をつぶし、スジを断ち切るとまっすぐなエビフライに仕上がります。
かなありボロボロになっていまいますが、これで大丈夫です!
20尾のエビの下処理を一人でやると、25分ほどかかりました。
衣をつけやすいように、写真のようにバットに並べて入れると◎
10.エビの下処理が済んだら、①下処理したエビ、②バッター液、③バットに広げたパン粉、④フライパンに半分ほど入れたサラダ油、⑤油を切るための網を用意する。
11.フライパンにサラダ油を半分ほど入れたら、強火にかけて180℃の中温にする。
中温は、パン粉を油に落とすと一旦しずんでからすぐに衣が浮き上がってくるぐらいです。
12.揚げ油が180℃になったら、エビのしっぽをもって1尾ずつバッター液につける。
13.エビの身をバッター液に浸したら、余分なバッター液を切るようにボウルのふちにつける。
14.余分なバッター液がおちたら、パン粉の上にエビをのせて、上からパン粉をまぶしてから手で押さえつける。
パン粉のあるところにエビをのせることで、ダマになりにくく手も汚さずにパン粉をつけることができます。
衣は揚げる直前につけたほうがカラっと揚がるので、本記事では半分の10尾ずつ衣をつけて揚げました。
15.衣をまぶし終わったら、しずかにフライパンのふちからエビを入れる。
16.フライパン8割ほどのエビを入れたら、中火で3分揚げる。
一度にまとめてエビを入れると、一気に油の温度が下がってカラっと揚がらなくなってしまうので注意!
17.こんがりときつね色になったら、あみ杓子やトング、菜ばしなどでエビを油から取り出し、網の上にのせて油を切る。
18.同様に残り半分のエビを上げる前に、余分な衣はあみ杓子ですくっておく。
そのまま残しておくと、油は汚れ、パン粉は焦げてしまうので、1回揚げ終わるごとに余分な衣は取りのぞきます。
19.2回目のエビを揚げ、1回目のエビの余分な油を切っている間に、せん切りキャベツを大皿に盛りつけておく。
本記事ではカット済のせん切りキャベツを使っていますが、生のキャベツを使う場合はあらかじめキャベツ1/8こ(≒葉4枚)をせん切りにして水にさらし、水切りをしておきましょう。
20.油の切れたエビフライから、キャベツに添えるようにして大皿に盛りつける。
本記事では2回目のエビを上げている途中で、1回目に揚げたエビを盛りつけました。
21.タルタルソース、おろしポン酢、ウスターソース、しょうゆ、みそだれを添えて、完成!
なお、バッター液はエビ20尾をつけても写真ぐらいの量があまります。
一緒にひと口カツなどを揚げると、ちょうど使い切れそうです。
山盛りエビフライの調理時間は1時間でした!
ただし、こちらは写真を撮っていた時間が余分にがかかっています。
また2人以上でつくれば、調理作業時間は30分ほどで完成するお料理と言えるでしょう!
そして、おばあちゃんの山盛りエビフライがついた本日のお献立はこちらになりました!
◆Today’s menu◆
・おばあちゃんの山盛りエビフライ
・咲ちゃんのピクルス入りタルタルソース
・わかめとねぎのみそ汁
・お惣菜のポテトサラダ
・ごはん
・ほうじ茶
山盛りエビフライは味変アイテムたくさんでおかわり無限!
エビフライ大好きな筆者としては、もうこの海老の量にはお祭り騒ぎです!!
お店で食べる海老フライはもちろんおいしいのですが、もっと食べたい…ともの足りず、
おうちで食べる海老フライは、1人分が決められていてやはりもの足りず…
エビフライをおかわりし放題で遠慮なく食べる!という長年の夢がかないました!
手作りタルタルはピクルスのほどよい酸味としっかりとした卵感が絶品!
定番のおソースに、あっさりとしたおろしポン酢、甘めのみそだれ、意外とおいしいおしょうゆなど、
味変アイテムも豊富でペロリと完食しちゃいました。
おうちごはんだからこそできる、贅沢なエビフライの食べ方です。
ぜひあなた自身でもこのエビ祭、お試しあれ!
山盛りエビフライの原作の献立はこちら!
原作で作られている献立の詳しい記事は #234 にてご紹介しています!
ごほうびごはん11巻で紹介しているお料理の一覧が気になる方は、下記よりどうぞご覧ください!
山盛りエビフライの4人分の材料費は税抜1,305円でした
材料費の内訳は上記のとおりです。
山盛りエビフライの作り方のまとめ
いかがでしたでしょうか?
この記事では、「ごほうびごはん」11巻#234 平成最後の日 に登場する「山盛りエビフライ」の作り方を、写真付きでご紹介いたしました!
ぜひおばあちゃんお手製の山盛りエビフライを、あなた自身で味わってみてくださいね!
ここまでお読みいただきありがとうございました。
この日の献立の何食べシロさんの「菜の花のからし和え」の作り方はこちらの記事でご紹介!
「ごほうびごはん」の全巻料理をまとめた記事はこちらでご紹介しています。
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