飯テロマンガから、人気ドラマにもなった「きのう何食べた?」の美味しそうなお料理たち。
シロさんが作る数々のレシピはたくさんの人々を魅了し、食べてみたい!と思うことも多いですよね!
この記事では、そんな「何食べ」6巻#41.に登場するシロさんの「水餃子」の作り方を写真付きで詳しくご紹介していきます!
水餃子の2人分の材料はこちら!
・餃子の皮 20枚 (48枚)
白菜下処理
・白菜 大3枚
・塩 小さじ1/2
・かたくり粉 小さじ1
餃子のタネ
・豚ひき肉 150g
・長ねぎ 10cm
・ニラ 1/4束
・酒 大さじ1
・しょうゆ 大さじ1/2
・ごま油 大さじ1/2
・砂糖 小さじ1
・コショウ 2ふり (少々)
タレ
・ラー油
・酢
・しょうゆ
・ぽん酢
・ゆずコショウ
( )は原作分量です。
なお原作になかった分量は、作ってみて美味しかった分量で補足してご紹介しています。
作り方では詳しく書かれていない工程も、追記補足&作りやすい順序で紹介していきます!
水餃子の作り方を19枚の画像で徹底解説!
1.白菜の大きめの葉3枚をざく切りにして、フードプロセッサーに入れてみじん切りにする。
白菜のみじん切りは包丁でもOK。
2.みじん切りにした白菜に塩小さじ1/2をふって全体をなじませ、10分ほど置いて水分を出す。
みじん切りの目安は写真ぐらいまで細かくします。
塩の浸透圧を利用して白菜の水分を抜くことで、調味料の味をなじませやすくし、タネが水っぽくなるのを防ぎます。
3.白菜に塩をなじませている間に、長ねぎ10cmをみじん切りにし、白菜とは別のボウルに入れておく。
両端をつないだ状態で繊維にそって中央に多くの切れ目を入れたあと、輪切りの要領で切るとかんたんにみじん切りができます。
長ネギはフープロにかけるほどの量ではないので、包丁でみじん切りにしています。
4.白菜に塩をなじませている間に、ニラ1/4束をみじん切りにしておく。
ニラは後からタネにまぜるので、まな板に置いたままでOK。
ニラはフープロにかけにくいので、包丁でみじん切りにします。
長ネギとニラをみじん切りにし終えたころに、塩をまぶした白菜をおいて10分ぐらいになります。
塩の浸透圧で、白菜の水分がかなり出てきました。
5.塩をまぶして10分おいた白菜の水分を両手でしっかりとしぼり、ザルにうつしておく。
6.水気をしっかりとしぼった白菜に、かたくり粉小さじ1を入れて全体をまぜなじませる。
白菜にかたくり粉をまぶすことででんぷん質をとじこめ、ジューシーな仕上がりになります。
7.長ネギのみじん切りを入れたボウルに、豚ひき肉150gを計量して入れる。
8.豚ひき肉に下味をつける。さとう小さじ1、酒大さじ1、しょうゆ大さじ1/2、ごま油大さじ1/2、コショウ2ふりを入れる。
9.調味料を加えた豚ひき肉と長ネギを手でよく混ぜ合わせる。
10.下味がついた豚ひき肉と長ネギが入ったボウルに、かたくり粉をなじませた白菜とみじん切りにしたニラを合わせてよく混ぜて、ギョウザのタネの完成!
11.完成したタネをボウルの中で4等分にし、さらにそれを5等分に分けて1個分のタネとする。
この記事では餃子の皮は20枚入りを使っているので、1/4等分をさらに5等分にすることでちょうど20個分のギョウザが作れ、タネが余らなくなります。
原作のように48枚入りの皮を購入した場合は、8等分にしたものをさらに6等分にすることで余りなくタネを使い切れます。
12.皮をくっつけるための水を小さめの器に用意し、タネを餃子の皮に包む。
まず、左手に餃子の皮を1枚のせ、右手の人差し指に水をつけて、皮の外半分を水でぬらす。
13.タネの4等分にしたものの、1/5個分のタネを皮の中央部にのせる。
14.タネがはみ出さないように皮を折りたたみ、水でぬらした外側の部分をはさむようにして口を止める。
餃子の皮は水でぬらすことでのりの役割を果たし、皮をくっつけてくれます。
餃子のひだは皮のつなぎ目から肉汁があふれないようにするためつけるものですが、水餃子の場合は肉汁がこぼれてもスープの旨味となるので、ひだはつけなくてOK。
15.餃子のタネが全て皮に包めたら、土鍋に7割ほどのお湯を沸かす。
ギョウザ20個を包む作業は、2人で行って15分ほどで終わりました。
写真の土鍋は1人用の小さなものですが、4人用の大きなものの方が茹でやすいです。
土鍋がない場合は、ふだん使われているお鍋でOK。
16.土鍋のお湯が沸いたら弱火に落とし、ギョウザを入れてふたをし8分ほど火を通す。
写真の一人用土鍋では餃子は7個入りました。
土鍋は保温性が高く中のお湯が沸騰すると吹きこぼれやすいので、お湯が沸いたら弱火にしてじっくりと火を入れていきます。
8分ほど火にかけて、皮が透き通り中のタネがうっすらと見えれば火が通ったサインです。
完成!
ラー油や酢じょうゆ、ぽん酢、ゆずコショウなどにつけて召し上がれ!
水餃子の調理時間は1時間15分でした!
ただし、こちらは写真を撮っていた時間が余分にがかかっています。
手馴れてくれば、調理作業時間は1時間ほどで完成するお料理と言えるでしょう!
そして、シロさんの水餃子がついた本日の献立はこのようになりました!
◆Today’s menu◆
・シロさんの水餃子
・シロさんのじゃこなっとうキムチやっこ
・たくあん
・ごはん
・麦茶
水餃子は中身がぎっしり!つるっといくらでも食べられる味!
シロさんも原作で話していましたが、20個すべてを2人で一気に食べきってしまえる水餃子になりました!
焼き餃子に加えて油分が少なく、つるっと食べやすいので次から次へと箸が止まりません。
味付けも、定番のぽん酢や酢醤油、ピリッと辛みがクセになるラー油、さわやかな風味が楽しめるゆずコショウなど、変化が楽しめるので飽きることなく最後まで頂けました。
ひだをつくらない餃子なので、包む時間も2人で20個を15分とかなり短縮できてかなり楽です。
さらにひだのスペースの分だけタネがびっしりと詰められるので、1個1個が食べ応えのあるギョウザとなりました。
原作では48個分のタネを20個に詰めたのでかな~りボリューミーでした。
お湯で茹でただけのシンプルなスープにも、タネの旨味が溶けだしていて絶品!
タネは白菜にかたくり粉をまぶすひと手間で、ジューシーな仕上がりとなっていました。
肌寒い日にホッとあたたまる水餃子、ぜひお試しを!
蛇足ですが、1回目の水餃子を作って鍋敷きの上に置いた際、土鍋が割れてスープが全ておじゃんになってしまいました…
2回目は別の鍋で作ったのでスープもおいしくいただけましたが、やけども危ないので土鍋にヒビが入っていないか調理前に確認するのが吉です。
水餃子の原作の献立はこちら!
原作で作られている献立の詳しい記事はこちらの #41.にてご紹介しています!
きのう何食べた?4巻で紹介しているレシピの一覧が気になる方は、下記よりどうぞご覧ください!
水餃子の作り方のまとめ
いかがでしたでしょうか?
この記事では、「何食べ」6巻 #41. に登場する「水餃子」の作り方を、写真付きでご紹介いたしました!
ぜひシロさんお手製の水餃子を、あなた自身で味わってみてくださいね!
ここまでお読みいただきありがとうございました。
この日の献立のシロさんの「じゃこなっとうキムチやっこ」の詳しい作り方はこちらからどうぞ!
キャベツで作るシロさんの「焼きギョーザ(プレーン&しそ)」の詳しい作り方はこちらからどうぞ!
ひき肉を使ったレシピなら「ニラとトマト入りマーボー豆腐」もおすすめ!詳しい作り方はこちらからどうぞ!
シロさんとケンジのほっこりとした日常がのぞける原作漫画と、
シロさんの手料理が再現できるドラマ公式ガイド&レシピはこちらからチェックできます!
何食べマンガ最新刊
当レシピ登場巻
公式レシピガイド
コメント