飯テロマンガから、人気ドラマにもなった「きのう何食べた?」の美味しそうなお料理たち。
シロさんが作る数々のレシピはたくさんの人々を魅了し、食べてみたい!と思うことも多いですよね!
この記事では、そんな「何食べ」 20巻 #159.に登場するシロさんの「チャーシュー」の作り方を写真付きで詳しくご紹介していきます!
チャーシューの2人分の材料をご紹介!
具材
・豚肩ロースブロック肉 500g
・サラダ油 小さじ1
・さとう 大さじ2
・酒 50㏄
・しょうゆ 100㏄
・水 300㏄
・長ねぎ青いところ 1本分
・しょうが うす切り1かけ分
・にんにく 1かけ分
・卵 6こ (味玉用)
あると便利な調理器具
・ジップロック
・つまようじ
( )は原作で出てきた具材です。
なお原作になかった分量は、作ってみて美味しかった分量で補足してご紹介しています。
作り方では詳しく書かれていない工程も、追記補足&作りやすい順序で紹介していきます!
チャーシューの作り方を29枚の画像で徹底解説!
1.サラダ油小さじ1を、豚肩ロースが丸ごと入るぐらいの深めの鍋に広げる。
本記事では、深めのフライパンで調理をしました。
2.フライパンを中火にかけて豚肩ロースをのせ、トングで表面に焼き色をつけながら8分焼く。
焼き色の目安は写真ぐらいで、全面に焼き色をつけていきます。
側面はトングで押さえながら焼きましょう。
小さい断面の角もお忘れなく。
3.豚肩ロースに焼き色をつけている間に、臭みとり用の薬味の用意をする。
にんにく1かけは両端をおとして皮をむき、たてに半割りに切ったら中央にある芯をつまようじで取りのぞく。
4.しょうが1かけは、皮つきのまま4枚うす切りにする。
5.豚肩ロースを8分焼いて前面に焼き色がついたら、火を止めお肉をいったんどかして余分な油を捨てる。
油を取り忘れると、煮汁のタレが油っぽくなってしまいます。
気になる方は油を捨てた後に、キッチンペーパーでかるくフライパンの表面の油もとっておきましょう。
6.豚肩ロースを鍋(フライパン)に戻し、火を消したままさとう大さじ2を加える。
7.さらに酒50㏄、しょうゆ100㏄を計量カップで加え、最後に水300㏄を加える。
最後に水を計量することで、計量カップ周りについた調味料も無駄なく入れられます。
8.すべての調味料を加えたら、長ねぎの青い部分1本分、半割りにしたにんにく1かけ分、うす切りにしたしょうが4枚を加える。
これらの薬味はお肉の臭みをとり、たれに味と風味をつけることができます。
9.具材がすべて加わったら鍋(フライパン)を強火にかけて、ひと煮立ちさせる。
10.ひと煮立ちしたら弱火におとしてふたをし、30分煮込む。
煮込んでいる間は放置でOK!
11.30分煮たら豚肩ロースをトングでうら返し、反対の面を煮汁にひたす。
12.お肉を返したら、再びふたをして弱火で20分煮込む。
合計50分煮込んだものがこちら!
かなりお肉に煮汁の色が入ってきました。
13.煮込みおわったら火をとめ、ふたをしたままあら熱がとれるまで置いておく。
本記事では冬場のキッチンで45分ほど置き、さわれるぐらいまでお肉が冷めてあら熱がとれました。
14.あら熱がとれたら、ジップロックにお肉と薬味をトングで入れる。
原作では容器に入れる、とありましたが、本記事では味なじみをよくするために密閉袋を使っています。
15.ジップロックに煮汁も一緒に加える。
煮汁を袋に入れにくい場合は、下に器などを置くと安定します。
味玉をつくる場合は、半熟仕上がりの7分ゆでて殻をむいたゆで卵をこのタイミングで一緒に加えましょう。
本記事では6こ分つけました。
16.ジップロックの袋の口を少しだけ開けた状態で袋ごと水につけ、浸透圧で中の空気を抜いたら口を閉じ、密閉させる。
袋の中の空気を抜くことで、煮汁がお肉の全体につかり味なじみがよくなります。
17.液だれ防止用のボウルや器に、ジップロックごとお肉をのせる。
18.ボウルごと冷蔵庫に入れ、一晩ねかせて味をなじませる。
一晩つけたものがこちら。
なお、あたたかいチャーシューで食べたい場合は、ジップロックごとお湯で湯せんすると◎
かなりお肉に煮汁の色がなじみました!
19.つけたお肉をジップロックから取り出し、お好みの厚さにチャーシューをカットする。
本記事では、食べやすい5mm幅のうす切りにしました。
チャーシューは食べる分だけ切り分け、食べない分はジップロックに戻して煮汁につけておくと、翌日以降もおいしくいただけます。
薬味類は食べずに、ずっとそのまま煮汁の中に入れておいてOK。
邪魔なら捨ててしまっても大丈夫です。
20.盛りつけたチャーシューの上に、煮汁のタレをかける。
完成!
翌々日までつけていただいた味玉とチャーシューはこんなかんじ。
味しみしみで絶品でした!
チャーシューの調理時間は1日2時間5分でした!
ただし、こちらは写真を撮っていた時間が余分にがかかっています。
また寝かせる時間をのぞけば、調理作業時間は2時間ほどで完成するお手軽料理と言えるでしょう!
そして、シロさんのチャーシューがついた本日の献立はこのようになりました!
◆Today’s menu◆
・中華粥
・チャーシュー
・ニラ玉
・チンゲン菜入り中華サラダ
・ザーサイ
・ウーロン茶
チャーシューは家庭で作ったとは思えないほど本格的な味!
おうちごはんでこの味がたのしめるのか…!と驚かされた本格的なチャーシュー!
タレの色は濃い目ですが、味付けはしょっぱすぎるということもなくほんのり甘味も感じられます。
しょうがの風味が効いており、おつまみにはもちろんごはんのお供にもバッチリな一品となりました。
レシピ通り豚肩ロースで調理しましたが、かなり脂身が多い部位だったのかジューシーな仕上がりでした。
豚バラで作るとかなりくどくなってしまうので、たしかにこのレシピでは豚肩ロースで正解です。
初日は原作献立の中華粥に添えて、二日目はチャーシューと味玉で、三日目はお雑煮のトッピングとして。
毎日ちがうたのしみ方ができるチャーシューでした。
調理時間こそかかるものの、煮込んでいる間はほぼ放置でOKなので思っていたよりかんたんにつくれます!
ラーメンのお供にも、ぜひお試しあれ!
チャーシューの原作の献立はこちら!
原作で作られている献立の詳しい記事はこちらの #159. にてご紹介しています!
きのう何食べた?20巻で紹介しているレシピの一覧が気になる方は、下記よりどうぞご覧ください!
チャーシューの4人分の材料費は税抜910円でした
材料費の内訳は上記のとおりです。
チャーシューの作り方のまとめ
いかがでしたでしょうか?
この記事では、「何食べ」20巻 #159.に登場する「チャーシュー」の作り方を、写真付きでご紹介いたしました!
ぜひシロさんお手製のチャーシューを、あなた自身で味わってみてくださいね!
ここまでお読みいただきありがとうございました。
何食べの豚ブロック肉レシピは「角煮」もおススメです!
シロさんとケンジのほっこりとした日常がのぞける原作漫画と、
シロさんの手料理が再現できるドラマ公式ガイド&レシピはこちらからチェックできます!
何食べマンガ最新刊
公式レシピガイド
コメント