飯テロマンガから、人気ドラマにもなった「きのう何食べた?」の美味しそうなお料理たち。
シロさんが作る数々のレシピはたくさんの人々を魅了し、食べてみたい!と思うことも多いですよね!
この記事では、そんな「何食べ」 18巻 #143.に登場する佳代子さんの「りんごきんとん」の作り方を写真付きで詳しくご紹介していきます!
りんごきんとんの8人分の材料をご紹介!

さつまいも下ゆで
・さつまいも(大中) 2本…皮むき前:1124g 皮むき後:935g
(皮をむいた状態で700~800g≒中サイズ2本)
・水 大きめの鍋半分
りんご煮
・りんご 3こ
・さとう 70g
・レモン汁 50㏄
きんとん味つけ
・さとう 150g
・塩 小さじ1/2
・みりん 大さじ4
( )は原作分量です。
なお原作になかった分量は、作ってみて美味しかった分量で補足してご紹介しています。
作り方では詳しく書かれていない工程も、追記補足&作りやすい順序で紹介していきます!
りんごきんとんの作り方を34枚の画像で徹底解説!

1.まずりんご煮からつくる。りんごは1こを4等分に切り、中央の種の部分をⅤ字に切り取る。
へたがついている部分も包丁で取りのぞきましょう。

2.4等分にしたりんごの皮を、包丁でむく。

3.皮をむいて4等分にしたりんごを、さらに半分に切りひと口大の大きさにする。

りんご3個分をひと口大に切り分け、焦げつきにくいフッ素加工タイプのフライパンに入れましょう。
りんごがすべて入る大きさならば、小鍋でもOK。

4.砂糖70gとレモン汁50㏄を計量する。

5.りんごに計量した砂糖とレモン汁を回しかける。
水は加えず、りんごの水分のみで煮ていきます。

6.フライパンを弱火にかけ、砂糖とレモン汁をなじませるようにして混ぜたら、実が透明になるまで煮る。

20分ほどへらで混ぜながら煮ると、砂糖とレモン汁がなじんできました。
これ以上煮詰めるとあとで使う煮汁がなくなってしまうので、この辺りで火を止めましょう。

りんご煮ができたら、さつまいもの下ごしらえをします。
本記事で使った、皮つきさつまいもの中サイズは472g。

さつまいもの大サイズは652gでした。

さつまいもの必要な量は、皮をむいた状態で700g~800gとありました。
写真のボウルに入った量が800gなので、皮つきさつまいもを買うときは中サイズ2本が目安です。
なお本記事で使った、さつまいもの皮無し大中合計量は935gでした。

7.さつまいもをかるく水洗いする。

8.水洗いしたさつまいもを2㎝幅のわぎりにする。

9.わぎりにしたさつまいもを、厚めに皮むきする。

10.わぎりにしたさつまいもを、4等分に切り分けていちょう切りにする。
本記事で使ったさつまいもは直径が大きかったのでいちょう切りにしていますが、小さめの場合は2等分の半月切りでOK。

切ったさつまいもから順に、水をはったボウルにつけておきましょう。

11.切り分けたさつまいもを10分ほど水にさらし、アク抜きをする。

12.10分ほどさつまいもを水にさらしたら、ザルにあげて水切りをする。

13.大きめの鍋に半分ほど水を入れたら、水切りしたさつまいもを加え、強火でさつまいもが完全にやわらかくなるまで煮る。

強火で30分ほど煮ると、竹串がすっとささるぐらいやわらかくなりました。
このあとさつまいもをこす作業があるので、ボロボロに崩れるくらい煮てしまってOK。

14.やわらかくなったさつまいもをザルにあげて湯切りする。

15.湯切りしたさつまいもをボウルに移し、さつまいもを茹でていた鍋にザルを重ねてさつまいもをこしていく。

最初は木べらでやっていましたが、穴あきでさつまいもが逃げてしまうので途中で大スプーンに持ち替えました。
原作では下記のようなうらごし器を使っていますが、本記事ではないのでザルで代用しました。

こしている時にザルの目がつまったら、うら側を見てこまめに落としましょう。
一人でこした場合、本分量だと20分ほどで全てのさつまいもがこしおわりました。

16.こしたさつまいもに、りんごの煮汁だけを加える。

17.りんごの煮汁とこしたさつまいもをへらで混ぜ合わせる。

18.きんとんの味付け用の砂糖150gと塩小さじ1/2、みりん大さじ4を計量する。

19.計量した調味料をさつまいもに加え、鍋を中火にかけてへらで混ぜ合わせる。
このとき、火にかける鍋はフッ素加工タイプの焦げ付きにくいものに入れ替えました。

3分ほど中火にかけて混ぜると、調味料がさつまいもに完全になじんでぽってりしてきます。
これできんとんのベースが完成!

20.きんとんベースに、りんご煮を合わせる。

21.鍋が焦げ付かないように中火のまま、りんごときんとんをへらで和える。

22.りんごときんとんがなじんだら火を止め、食べる分だけお皿に盛りつける。

完成!

なお、食べない分をタッパに入れると3パックになりました。
大量にできるので、おすそわけにもおススメです!
りんごきんとんの調理時間は2時間でした!

ただし、こちらは写真を撮っていた時間が余分にがかかっています。
2人以上でつくれば、調理作業時間は1時間5分ほどで完成するお料理と言えるでしょう!
そして、佳代子さんのりんごきんとんがついたお正月の献立はこのようになりました!
◆Today’s menu◆
・佳代子さんのりんごきんとん
・シロさんの黒豆
・シロさんの筑前煮
・小田原「鈴廣」のかまぼこと「紀文」のかまぼこ
・まつこ家の東海風お雑煮と甘煮のおあげ
・まつこ家のピーナッツ入り紅白なます
・伊達巻き
・タラバガニ
・静岡茶
りんごきんとんはやさしい甘さのお正月の新定番おせち!

砂糖煮にしたりんごに、さつまいものやさしい甘さが加わったりんごきんとん!
リンゴのシャキッと食感はそのままに、サツマイモのホロホロきんとんが絡んで食感もたのしめます。
栗きんとんが苦手な方でも、りんごきんとんなら食べられるという方もいるのではないでしょうか?
さつまいもをこすときは、シロさん同様に筆者もかなり腕がいたくなりました…
しかしながら、この工程をていねいに行うことでなめらかなきんとんに仕上がるので、苦労してでもやるかいがあります。
本記事のようにこし器がなくてもザルで代用できるので、自家製きんとんにぜひチャレンジしてみてください!
お正月の新定番、お子様にもおすすめなりんごきんとん!
ぜひあなた自身でもお試しあれ!
りんごきんとんの原作の献立はこちら!

きのう何食べた?18巻より
原作で作られている献立の詳しい記事はこちらの#143. にてご紹介しています!
きのう何食べた?18巻で紹介しているレシピの一覧が気になる方は、下記よりどうぞご覧ください!
りんごきんとんの作り方のまとめ

いかがでしたでしょうか?
この記事では、「何食べ」18巻 #143. に登場する「りんごきんとん」の作り方を、写真付きでご紹介いたしました!
ぜひ佳代子さんお手製のりんごきんとんを、あなた自身で味わってみてくださいね!
ここまでお読みいただきありがとうございました。
この日の献立のシロさんの「黒豆」の作り方はこちらからどうぞ!
この日の献立のシロさんの「筑前煮」の作り方はこちらからどうぞ!
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