飯テロマンガから、人気ドラマにもなった「きのう何食べた?」の美味しそうなお料理たち。
シロさんが作る数々のレシピはたくさんの人々を魅了し、食べてみたい!と思うことも多いですよね!
この記事では、そんな「何食べ」 9巻 #69.に登場するシロさんの「黒豆」の作り方を写真付きで詳しくご紹介していきます!
黒豆の4人分の材料をご紹介!
・黒豆 150g
・水 1000㏄
・さとう 120g
・しょうゆ 大さじ1と1/2
・塩 小さじ1
・差し水 100㏄ずつ
・追加のお湯 各500㏄ずつ
( )は原作分量です。
なお原作になかった分量は、作ってみて美味しかった分量で補足してご紹介しています。
作り方では詳しく書かれていない工程も、追記補足&作りやすい順序で紹介していきます!
黒豆の作り方を35枚の画像で徹底解説!
写真は煮る前の黒豆の状態。まだ豆の形は丸い形状です。
1.黒豆をボウルに入れてやさしく水洗いをする。
強めに洗うと皮がむけてしまうので、やさしく水洗いをします。
2.水洗いした黒豆を、ザルにあげて水切りをする。
3.水1000㏄を小鍋に入れ、強火で沸かしておく。
4.砂糖120gを計量する。
5.鍋がひと煮立ちしたら、しょうゆ大さじ1と1/2、砂糖120g、塩小さじ1を加え、混ぜ合わせる。
6.調味料をすべて入れたら混ぜ合わせて、強火でひと煮立ちさせる。
7.調味料がひと煮立ちしたら、火を止めて水切りした黒豆を加える。
8.黒豆を加えて火を止めたら、小鍋にふたをする。
9.ふたをしたら黒豆を煮汁にそのままひと晩つけて寝かせ、豆を戻す。
~翌日~
ひと晩煮汁にひたした黒豆がこちら。形が楕円型になりました。
10.戻した黒豆を強火にかけ、ひと煮立ちさせてアクを出す。
11.強火にかけたまま、アクを取りのぞく。(1回目)
12.アクを取りのぞいたら、差し水を100㏄加えて再び強火でひと煮立ちさせる。
アク取りをしたら差し水を加え、という作業を3回繰り返します。
13.鍋が沸いたら、2回目のアク取りをする。
14.再び差し水を100㏄加え、強火でひと煮立ちさせる。
15.鍋が沸いたら、3回目のアク取りをする。
16.アクが取り切れたら、弱火に落として落し蓋をする。
落し蓋をしたときに、完全に豆が煮汁につかるようにします。
(煮汁が少ない場合は、小鍋の8割ほどになるようにおゆを加えましょう。)
煮汁から豆が出てしまうと皮がやぶけてしまうので、常に豆は煮汁につかったままの状態をキープしましょう。
17.落し蓋をして豆が煮汁に完全につかったら、鍋にふたをする。
18.ふたをしたら、ごく弱火で8時間黒豆を煮る。
途中、安全装置が作動して火が消えてしまうことがあるので、ときおり様子を確認しましょう。
煮ている8時間の間は、煮汁が豆から出ないように定期的におゆを追加して煮ていきます。
2時間ほど煮た黒豆がこちら。
まだ煮汁に豆がつかっていたので、引き続きこのままごく弱火で煮ていきます。
3時間ほど煮た豆がこちら。
かなり煮汁が減ってきたので、おゆを追加しましょう。
19.煮汁が減ってきたら、おゆを500㏄足す。
お湯は蛇口から出したものをそのまま加えています。
以後、追加するお湯は毎回500㏄ずつです。
20.4時間ほど煮て煮汁が減ってきたら、再びお湯を100㏄足してごく弱火で煮つづける。
追加のお湯を加える目安は、落し蓋の上1cmほどの煮汁の量になったらです。
21.5時間ほど煮て煮汁が減ってきたら、再びお湯を500㏄足してごく弱火で煮つづける。
22.7時間ほど煮て煮汁が減ってきたら、再びお湯を500㏄足してごく弱火で煮つづける。
23.8時間、煮終わったら火を止める。
煮終わった豆のようすはこんなかんじ。
豆を黒々と仕上げるためのさびくぎを入れて煮ていないため、自然な色の黒豆に仕上がっています。
煮込み終わった黒豆を指でつまんで、ふにゅっとやわかさを感じられればOKです。
24.やわらかさを確認出来たら、鍋にふたをしてそのまま冷まし、黒豆に味をなじませる。
黒豆が冷め切ったら、器に盛りつけて完成!
おすそわけをする場合は、煮沸消毒した瓶に移すのも◎
汁が漏れるとべたべたになってしまうので、ふたはしっかりと閉じて密閉保存しましょう。
黒豆の調理時間は1日12時間15分でした!
ただし、こちらは写真を撮っていた時間が余分にがかかっています。
(時間の内訳は、前日の仕込み10分・翌日の仕込みから煮込み8時間35分・冷まし3時間30分)
煮込み時間を除く実際の調理作業時間は、30分ほどで完成するお料理と言えるでしょう!
そして、シロさんの黒豆がついた本日の献立はこのようになりました!
黒豆は自然な甘さのほっくりやさしい味わい!
前日の豆を戻す仕込みから、当日の8時間という煮込み時間、豆を冷ます時間と、とにかく手間がかかる黒豆。
しかしながら時間をかけてていねいに煮込んだかいもあり、そのおいしさはひとしお!
皮が破れることもなくつやつやした見た目で、おせち料理としても堂々と出せる一品となりました。
本レシピの元は、土井善晴先生の黒豆レシピと原作に記載がありました。
さびくぎを入れていないため黒さは控えめですが、豆本来の自然な色の仕上がりになります。
お味は文句なしの黒豆のおいしさで、砂糖もたっぷり使っているので汁に浸っていれば5日ほどもちます。
普段はスーパーで黒豆を買っている方も、手作りおせちに挑戦してみてはいかがでしょうか?
何食べ映画にも登場したシロさんの黒豆、ぜひお試しを!
黒豆の原作の献立はこちら!
原作で作られている献立の詳しい記事はこちらの #69. にてご紹介しています!
きのう何食べた?9巻で紹介しているレシピの一覧が気になる方は、下記よりどうぞご覧ください!
黒豆の作り方のまとめ
いかがでしたでしょうか?
この記事では、「何食べ」9巻 #69. に登場する「黒豆」の作り方を、写真付きでご紹介いたしました!
ぜひシロさんお手製の黒豆を、あなた自身で味わってみてくださいね!
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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