飯テロマンガから、人気ドラマにもなった「きのう何食べた?」の美味しそうなお料理たち。
シロさんが作る数々のレシピはたくさんの人々を魅了し、食べてみたい!と思うことも多いですよね!
この記事では、そんな「何食べ」4巻 #26.に登場するシロさんの「筑前煮」の作り方を写真付きで詳しくご紹介していきます!
筑前煮の8人分の材料をご紹介!
干し椎茸の下処理
・水 300㏄
・干し椎茸 3枚
こんにゃくの下処理
・こんにゃく 1/2枚
・水 小鍋半分ほど
レンコンの下処理
・レンコン 小1節≒10㎝
・水 400㏄
・酢 小さじ1
鶏もも肉の下味
・鶏もも肉 1枚=250g
・しょうが 2かけ≒4㎝
・サラダ油 大さじ1
・しょうゆ 大さじ2
・さとう 大さじ2
その他具材
・ごぼう 1/2本
・にんじん 1/2本
・たけのこ水煮 150g (1/2本)
調味料
・ごま油 小さじ1
・椎茸の戻し汁 300㏄
・めんつゆ 3倍濃縮100㏄
・さとう 大さじ1
( )は原作分量です。
なお原作になかった分量は、作ってみて美味しかった分量で補足してご紹介しています。
作り方では詳しく書かれていない工程も、追記補足&作りやすい順序で紹介していきます!
筑前煮の作り方を38枚の画像で徹底解説!
0.筑前煮を作る前日に、タッパに水300㏄と干し椎茸3こを入れて水でもどしておく。
タッパーにふたをして冷蔵庫で一晩おけば、翌日には干し椎茸が戻ります。
~翌日~
1.こんにゃく1/2枚はスプーンで一口大に切り分ける。
包丁ではなくスプーンでちぎることで、断面の凹凸ができるので煮物の味が染みこみやすくなります。
残りの1/2枚は水をはった保存容器に入れて冷蔵保存し、後日かみなりこんにゃくにしていただきました。
2.小鍋に半分ほどの水を入れて沸かし、ひと口大にしたこんにゃくを入れて強火で1分下茹でする。
こんにゃくは下茹でをすることで、臭みをとることができ風味よく煮物が仕上がります。
3.下茹でしたこんにゃくをザルにあげ、水にはさらさずそのまま冷ましておく。
4.前日から戻しておいた干し椎茸3個は、傘とじくを切り分け、傘は4等分に、じくは根元を切り落とす。
この時、戻し汁300㏄は煮汁として使うので、捨てずに残しておきましょう。
5.レンコンのアクによる変色を防ぐための、酢水を用意する。
ボウルに水400㏄と酢小さじ1を入れて、まぜておく。
6.レンコン小ひと節を、金だわしでこすって皮むきをする。
皮むきはピーラーや包丁でむく方法や、アルミホイルで削る方法もあります。
7.皮をむいたレンコンを乱切りにし、酢水につける。
8.水煮たけのこ150gは、中の水を捨てて乱切りにして器に入れておく。
9.にんじん1/2本は皮をむいてへたを落とし、乱切りにしてボウルに入れる。
10.ごぼう1/2本を、金だわしでこすり皮をむく。
11.皮をむいたごぼうは乱切りにして、にんじんを入れたボウルに加える。
12.しょうが2かけ(4㎝)を、丸めたアルミホイルでこするようにして皮むきをする。
13.皮をむいたしょうがをうす切りにしてから、せん切りにする。
14.せん切りにしたしょうがを束ねて、みじん切りにする。
しょうがのみじん切りは、煮物にした時に食感も残すため写真ぐらいのあらめに切りましょう。
15.鶏もも肉1枚(250g)は、大きめのひと口大に切り分ける。
具材の準備がととのいました。では、炒めていきましょう。
16.小鍋にサラダ油大さじ1とみじん切りにしたしょうが2かけを入れて、弱火で1分炒めて香りを出す。
17.しょうがの香りが出てきたら、鶏もも肉を加えて中火で2分、表面が白っぽくなるまで炒める。
18.鶏もも肉を炒めている間に、平らなバットにしょうゆ大さじ2と砂糖大さじ2を混ぜたお肉の下味調味料を用意しておく。
平らなバットがなければ、ボウルやビニール袋でもOK。
鶏もも肉は写真ぐらい白っぽくなるまで炒めればOK。
表面にだけ火が入っていれば、後ほど煮込むので中は生でも大丈夫です。
19.炒めた鶏もも肉を合わせ調味料に合わせる。
20.鶏もも肉と合わせ調味料がなじむように混ぜ合わせ、そのまま30分ほど置いておく。
30分は目安で、鶏もも肉を筑前煮に加えるタイミングまで漬けておく、というイメージです。
21.鶏もも肉を炒めた小鍋に、ごま油小さじ1を入れてのばす。
小鍋には鶏の旨味も出ているので、洗わずにそのまま使っていきます。
22.ごま油をひいた小鍋に、にんじんとごぼうを入れて中火で2分炒め混ぜる。
後ほど煮込んでいくので、ごま油がにんじんとごぼうに回る程度でOK。
23.にんじんとごぼうを炒めている間に、酢水につけたレンコンの水を切っておく。
24.にんじんとごぼうに油が回ったら、たけのこ、干し椎茸、こんにゃく、レンコンを加えて中火で5分炒め混ぜる。
25.具材を炒めている間に、煮物の合わせ調味料を準備する。
残しておいた干し椎茸の戻し汁を300㏄用意する。
26.干し椎茸の戻し汁に、めんつゆ3倍濃縮100㏄、砂糖大さじ1を加えて混ぜ合わせておく。
27.具材全体に油が回ったら、合わせ調味料を加えて強火でひと煮たちさせる。
28.煮汁がひと煮立ちしたら、中火に落として時折かきまぜながら20分煮詰めて、汁気を少し残す。
20分ほど煮たものがこちら。煮汁の目安は写真ぐらいあればOKです。
29.煮汁を少し残した状態で下味をつけた鶏もも肉を加え、中火で10分ほど煮汁がなくなるまで煮詰める。
10分ほど煮詰めたものがこちら。写真ぐらいまで煮汁がなくなればOKです。
煮汁が少なくなるにつれ焦げやすくなるので、最後は鍋から手を放さずに具材を木べらで混ぜて煮詰めましょう。
30.食べる分だけ器に盛りつける。
食べない分は粗熱が取れたら蓋つき容器に入れて、冷蔵保存しましょう。
完成!
筑前煮の調理時間は2時間でした!
ただし、こちらは写真を撮っていた時間が余分にがかかっています。(干し椎茸を戻す時間を除く)
手慣れてくれば、調理作業時間は1時間45分ほどで完成するお料理と言えるでしょう!
そして、シロさんの筑前煮がついた本日の献立はこのようになりました!
◆Today’s menu◆
・シロさんの筑前煮
・さばの塩焼き
・シロさんのかきたま汁
・雑穀米
・ほうじ茶
筑前煮は味シミシミの昔懐かしいおばあちゃんの煮物の味!
筑前煮に初挑戦した記念すべきレシピ!
肉じゃがなどの煮物は好きでよく作っていましたが、これだけの具材がごろっと入っている筑前煮はやはり手間がかかります。
しかし、具材の数が多いので食感や味のちがいも楽しめますし、大きめにカットされた鶏肉も食べ応えがあるので作ってよかったなぁ~としみじみ感じられる一品となりました。
特においしさを感じたのが、じゅわっと旨味を感じられた干し椎茸!
干し椎茸は値段も割高で、調理の前日から水で戻すという手間もあるので、手が出しずらい食材だったのですが…
大好きなおばあちゃんが作ってくれた、ちょっと甘めの煮物のしいたけの味がして感動。
おいしさの秘密は干し椎茸だったのか、手間ひまかけて作ってくれていたんだな…と大人になってから気づいたのでした。
作った初日からしっかりと味が染みていて、まとめて作るので翌日はさらにおいしくなる筑前煮!
時間はかかりますが、作る価値のある一品です。
ぜひお試しあれ!
筑前煮の原作の献立はこちら!
原作で作られている献立の詳しい記事はこちらの #26. にてご紹介しています!
きのう何食べた?4巻で紹介しているレシピの一覧が気になる方は、下記よりどうぞご覧ください!
筑前煮の作り方のまとめ
いかがでしたでしょうか?
この記事では、「何食べ」4巻 #26.に登場する「筑前煮」の作り方を、写真付きでご紹介いたしました!
ぜひシロさんお手製の筑前煮を、あなた自身で味わってみてくださいね!
ここまでお読みいただきありがとうございました。
この日の献立のシロさんの「かきたま汁」の作り方はこちらからどうぞ!
半分あまったこんにゃくは「かみなりこんにゃく」がおすすめ!詳しい作り方はこちらからどうぞ!
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