飯テロマンガから、人気ドラマにもなった「きのう何食べた?」の美味しそうなお料理たち。
シロさんが作る数々のレシピはたくさんの人々を魅了し、食べてみたい!と思うことも多いですよね!
この記事では、そんな「何食べ」 13巻 #101.に登場するシロさんの「江戸前風ばらちらし」の作り方を写真付きで詳しくご紹介していきます!
江戸前風ばらちらしの2人分の材料をご紹介!
マグロ漬け ※漬ける時間を含めて5時間ほど
・マグロのさく 100g
・しょうゆ 大さじ1
・酒 大さじ1
・みりん 大さじ1
・わさび 適量(たっぷりめ)
えびのうま煮 ※冷ます時間を含めて2時間ほど
・バナメイエビ 9尾 (えび 中くらいから大きめ5~6尾)
・水 200㏄
・だしの素 1/2袋
・しょうゆ 小さじ2
・酒 小さじ2
・みりん 小さじ2
※ゆで海老を使う場合は6~8尾
ガッテンの甘い卵焼きの詳しい材料はこちらの記事からどうぞ!
すし飯用のお米
・米 1合
・水 180㏄
・酒 小さじ1 (少々)
・だし昆布 5cm角1枚
すし酢
・酢 大さじ2
・砂糖 大さじ1/2
・塩 小さじ1/2
アボカドの下処理
・アボカド 1/2こ ※真っ黒な皮ほど熟しており食べ頃です
・レモン汁 5ふり
その他の具材
・煮あなご 1本≒100g
・いくらのしょうゆ漬 30g
( )は原作分量です。
なお原作になかった分量は、作ってみて美味しかった分量で補足してご紹介しています。
作り方では詳しく書かれていない工程も、追記補足&作りやすい順序で紹介していきます!
江戸前風ばらちらしの作り方を43枚の画像で徹底解説!
江戸前風ばらちらしは下ごしらえが非常に多いので、項目ごとに詳しく解説していきます!
マグロ漬けの作り方を12枚の画像で解説!
1.小鍋に、酒・みりん・しょうゆを大さじ1ずつ、わさびを半袋分入れる。
チューブわさびの場合は3cmを目安に入れましょう。
2.小鍋の中をかき混ぜて中火でひと煮立ちさせたら、火を止める。
3.漬け汁ができたらマグロのサクが入るサイズの保存容器に移す。
このあと漬け汁を冷ますので、写真のように熱伝導率の高いホーローなどの保存容器に入れると◎
4.漬け汁を冷ます。
本記事ではすぐにマグロを漬けたかったので、ボウルに氷を入れて容器にあてて急冷しています。
5.漬け汁が冷めたら、マグロのサクを漬ける。
6.マグロを漬けたら保存容器にふたをして、片面1時間半、冷蔵庫で冷やしながら漬ける。
マグロを1時間半ほど漬けたものがこちら!
まだ色はそこまで変わっていません。
7.マグロを1時間半ほど漬けたら、うら返してもう半面も漬ける。
8.マグロをうら返したら保存容器に再びふたをして、冷蔵庫で3時間うら面も漬ける。
マグロを3時間漬けたものがこちら!
かなりマグロに色が入っています。
9.3時間漬けたら、漬け汁を捨てる。
これ以上の時間を漬けるとマグロがしょっぱくなってしまうので、漬け汁は捨てます。
10.漬け汁を捨てたら、マグロ漬けの完成!
本記事では前日に作って、この状態で保管しました。
えびのうま煮の作り方を7枚の画像で解説!
1.えびのカラをむいて、しっぽも取り外す。
2.えびの背に切り込みを入れ、つまようじで背ワタを取りのぞく。
3.小鍋に、しょうゆ・酒・みりんを小さじ2ずつ、水200㏄、和風だしの素1/2袋(2g)を入れる。
4.調味料をまぜて、中火で調味料をひと煮立ちさせる。
5.汁が沸いたら、下処理をしたえびを加える。
6.中火で1分ほど、えびの色が変わって火が通るまで煮る。
7.えびに火が入ったら、容器に汁ごとうつしてそのまま冷まし、えびのうま煮の完成!
汁が冷めたらふたをして、冷蔵庫で保管します。
本記事では前日に作って、この状態で保管しました。
ガッテンの甘い卵焼きの作り方を紹介!
本記事では前日に作って、この状態で保管しました。
ガッテンの甘い卵焼きの詳しい作り方はこちらの記事をご覧ください!
すし飯の作り方を8枚の画像で解説!
1.米1合をとぐ。
2.1合の規定よりも少なめに水を入れる。
3.炊飯器に5cm角のだし昆布1枚と、酒小さじ1を入れる。
4.通常炊飯で米を炊く。
米を炊いている間に、次項のばらちらしの具材カットをしておきましょう。
米の炊きあがりはこんなかんじ!
やや固めですが、このあとすし酢をまぜるので問題ありません!
5.ボウルに、塩小さじ1/2、さとう大さじ1/2、酢大さじ2を入れてまぜ、すし酢を作る。
6.すし酢の中に、炊いた米を入れる。
だし昆布は取りのぞいておきましょう。
7.しゃもじでお米を切るようにして、すし酢と米をまぜあわせ、すし飯の完成!
最初は水気が強いですが、まぜていくにつれ米がすし酢を吸ってしっとりとしてきます。
ばらちらしの作り方を15枚の画像で解説!
1.米を炊いている間に、ばらちらしの具材をカットする。
あらかじめ作っておいたガッテンの甘い卵焼きの半分を、サイコロ形に切る。
残り半分は、後日お弁当のおかずとしていただきました。
2.あらかじめ作っておいたマグロ漬けをサイコロ形に切る。
3.あらかじめ作っておいたえびのうま煮を、コロコロに切る。
原作では大きめのえびで調理しているので5等分ぐらいにしていますが、
本記事では小ぶりなバナメイエビを使っているので3等分に切っています。
4.煮あなごは四角く切る。
5.アボカドはたてに切り込みを入れて半分に割り、たねを包丁の根元で刺して取りのぞく。
本記事で使うアボカドは1/2こです。
残りはこの日の献立のアボカドの天ぷらで使い切りました。
6.半分に割ったアボカドの皮を手でむく。
皮が黒く熟したアボカドなら、手で簡単にむくことができます。
7.1/2個分のアボカドをさらにたて半分に切り、3等分にして、角切りにする。
ちらしの具材の下準備がおわりました!
すし飯の準備がととのったら、いよいよ盛りつけです!
8.大きめの皿に、すし飯をなるべくうすく、平らに盛りつける。
本記事では原作同様に大皿を使っていますが、すし桶を使うとかなり本格的な仕上がりに!
9.すし飯の上に、まずは煮あなごを散らす。
10.煮あなごをのせたら、漬けマグロを散らす。
11.漬けマグロをのせたら、卵焼きを散らす。
12.卵焼きをのせたら、アボカドを散らす。
13.アボカドをのせたら、えびを散らす。
14.えびをのせたら、最後にいくらを散らす。
完成!
江戸前風ばらちらしの調理時間は6時間10分でした!
ただし、こちらは米を炊いたり、マグロを漬けたりする時間が余分にがかかっています。
それらの時間をのぞけば、調理作業時間は1時間ほどで完成するお料理と言えるでしょう!
そして、シロさんの江戸前風ばらちらしがついた本日の献立はこのようになりました!
◆Today’s menu◆
・江戸前風ばらちらし
・とり天とアボカドの天ぷら
・菜の花のごまからしあえ ※写真は小松菜で代用
・はまぐりのお吸いもの ※写真はあさりで代用
・缶ビール
江戸前風ばらちらしは味のバランスも食感もたのしいごちそう!
原作を読んだ時から手間がかなりかかるため、後回しにしていたレシピでしたが…
前日から仕込んでいた苦労もあり、何食べレシピの中でもかなり上位に食い込むおいしさでした!
煮あなごと卵の甘さ、いくらとマグロ塩気、えびとアボカドの旨味、さっぱりとしたすし飯と、とにかく味のバランスが良い!
アボカドのまったり感に、いくらのプチプチ感、エビのプリプリ感と、食感も楽しめるバラちらしです。
ちらし寿司に入っているキュウリが筆者はあまり好きではなかったのですが、アボカドで代用できる発見もあって◎
手間と時間はかなりかかりますし、一食の原価も決して安くありませんが、彩りも華やかでとっても満足感のあるごちそうメニューです。
江戸前風バラちらし、お誕生日会などのお祝い事にぜひお試しを!
江戸前風ばらちらしの原作の献立はこちら!
原作で作られている献立の詳しい記事はこちらの #101. にてご紹介しています!
きのう何食べた?13巻で紹介しているレシピの一覧が気になる方は、下記よりどうぞご覧ください!
江戸前風ばらちらしの2人分の材料費は税抜1770円でした
材料費の内訳は上記のとおりです。
江戸前風ばらちらしの作り方のまとめ
いかがでしたでしょうか?
この記事では、「何食べ」13巻 #101. に登場する「江戸前風ばらちらし」の作り方を、写真付きでご紹介いたしました!
ぜひシロさんお手製の江戸前風ばらちらしを、あなた自身で味わってみてくださいね!
ここまでお読みいただきありがとうございました。
この日の献立の「とり天とアボカドの天ぷら」の作り方はこちらからどうぞ!
この日の献立の「菜の花のごまからしあえ」の作り方はこちらからどうぞ!
この日の献立の「はまぐりのお吸いもの」の作り方はこちらからどうぞ!
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