飯テロマンガから、人気ドラマにもなった「きのう何食べた?」の美味しそうなお料理たち。
シロさんが作る数々のレシピはたくさんの人々を魅了し、食べてみたい!と思うことも多いですよね!
この記事では、そんな「何食べ」 5巻 #38.に登場するシロさんの「バナナパウンドケーキ」の作り方を写真付きで詳しくご紹介していきます!
バナナパウンドケーキの8人分の材料をご紹介!
調理に必要な用具
・パウンド型…縦6㎝×横18㎝×高さ6㎝ を2つ フッ素樹脂加工
(本記事で使ったパウンド型は、縦11.2㎝×横21.2㎝×高さ6.1㎝ を1つで調理)
・ゴムべら
・オーブン
材料
・バター 100g (150g)…通常の有塩バターでOK
・砂糖 70g (110g)
・卵 MSサイズ2こ (3こ)
・完熟のバナナ 小さめ3本 (4本)
・ホットケーキミックス 150gを1袋 (200g)
( )はホットケーキミックスの1袋が200gの場合の原作分量です。
夏場はバナナが入る分、日持ちが悪くなる(目安3日)ため調理はおすすめできません。
なお原作になかった分量は、作ってみて美味しかった分量で補足してご紹介しています。
作り方では詳しく書かれていない工程も、追記補足&作りやすい順序で紹介していきます!
バナナパウンドケーキの作り方を31枚の画像で徹底解説!
1.耐熱ボウルにバター100gを計量する。(通常の有塩バターでOK)
2.バターを入れた耐熱ボウルにラップをかける。
3.耐熱ボウルをオーブンに入れ、30℃に設定して10秒ごとに様子を見ながらあたため、指がめりこむぐらいにやわらかくする。
まだバターが固いようなら、バターをひっくり返して再び30℃であたためる。
オーブンに30℃の設定がない場合は、200Wのレンジで1分あたためるとちょうどよい固さになります。
写真はバターが溶けすぎてしまっていますが、どろどろに溶かさないことがポイントの一つです。
でも溶けてしまってもおいしくできたのでご安心を!
4.バターがやわらかくなったら、さとうを70g計量する。
本記事では、洗い物を減らすためにパウンド型で計量しています。
5.やわらかくなったバターにさとうを加え、白っぽくなるまで泡立てで混ぜ合わせる。
ボウルで混ぜ合わせるときは、ボウルの下に台ふきんなどをしくと滑らずに混ぜやすくなります。
写真ぐらいまでしっかりとバターとさとうが混ぜ合わさり、白っぽくなればOK!
6.バターとは別の容器で、卵2こを溶き卵にする。
7.溶き卵を少しずつバターのボウルに加えながら、混ぜ合わせる。
左手で少しずつ卵液を入れながら、右手は泡立てで混ぜ合わせていきます。
8.卵液がバターと混ざったら、オーブンを180℃に設定し余熱であたためておく。
9.完熟バナナ3本は別のボウルに入れ、フォークであらめにつぶす。
バナナは皮が茶色くなるぐらいの完熟を使った方が、パウンド生地となじみやすくなります。
写真のように、皮が黄色い状態でもおいしく仕上がるのでご安心を!
写真ぐらいあらめの方が、バナナの食感が残っていて食べごたえがあるのでおススメです。
バナナをつぶす際にフォークだとめんどうな方は、写真のように泡立てを使うと時短できます。
10.つぶしたバナナを生地に合わせ入れ、へらに持ち替えてさっくりと混ぜあわせる。
さっくり=軽く混ざればOK
11.ホットケーキミックスを150g計量する。
1袋150gのホットケーキミックスの場合は、計量不要です。
1袋200gのホットケーキミックスの場合は、材料にある( )内の200g用の分量でお作りください。
12.バナナを加えた生地に、ホットケーキミックスのを加える。
ホットケーキミックスは小麦粉のように粉をふるう必要はなく、バサッとまとめて入れてOK!
13.へらで生地とホットケーキミックスを、練らずにさっくりと混ぜあわせる。
14.混ぜ合わせた生地をパウンド型に流し入れる。
本記事で使ったパウンド型は、フッ素加工タイプの縦11.2㎝×横21.2㎝×高さ6.1㎝でを1つで調理しているためそのまま生地を流し入れています。
パウンド型2つ分で作る場合は半分ずつ生地を入れましょう。(100均の紙パックでもOK)
またフッ素加工タイプではなく金型を使う場合は、クッキングシートを敷くと生地がするっととれます。
クッキングシートを使わない場合は、分量外の溶かしバターを塗って、薄力粉をふって、余分な粉をおとしてから生地を加えます。
15.生地をパウンド型に入れたら、パウンド型を調理台に何度か落として生地の空気を抜き、平らにならす。
調理台に落とすときの騒音が気になる方は、足を曲げて太ももの上に落とすと静かに生地をならせます。
写真のように生地がパウンド型の隅々までいきわたり、平らになればOK!
16.180℃に余熱していたオーブンの下段に天板を乗せ、中央部にパウンド型を横にして入れる。
上段下段がないオーブンの場合はそのまま中央部に乗せればOK!
17.180℃のオーブンで40分パウンドケーキを焼く。
20~30分後に一度オーブン内の様子を確認し、表面が焦げそうだったら170℃に落として残りの時間を焼く。
本記事では、そのまま180℃で40分焼き上げました。
40分後、ふんわりとふくらんだパウンドケーキがお目見えです!
18.やけどに注意しながらミトンを使ってパウンド型を取り出し、パウンドケーキに竹串を刺す。
竹串がなければ、細い菜ばしでもOK!
竹串に生地がくっついてこなければ焼き上がり!
くっついてくればまだ中が生なので、表面を焦がさずに焼き上げるためオーブンの温度を160℃に下げて6~7分焼く。
焼いたら再び竹串を刺して、生焼けがないかを確認しましょう。
19.生地が焼けたら、パウンド型にパウンドケーキを入れたままあら熱を取る。
本記事では、30分ほどそのまま置いておきました。
20.パウンドケーキの倍の長さのアルミホイルを広げ、その上にあら熱のとれたパウンドケーキを取り出す。
本記事では、そのままパウンド型をひっくり返すとケーキを取り出せました。
逆さにしても出てこないときは、ナイフで周囲に切り込みを入れてからケーキを取り出しましょう。
21.型から取り出したパウンドケーキが完全に冷めたら、アルミホイルでぴっちりと包む。
アルミホイルでくるむことで、ケーキの乾燥を防ぎしっとりとした仕上がりにします。
本記事では、4時間ほどそのまま置いておきました。
(夏場はバナナがいたみやすいのであまり作るのはおすすめできませんが、作る場合は要冷蔵で!)
22.冷やしたパウンドケーキを、包丁で食べやすい大きさに切り分ける。
お皿に盛りつけて、完成!
3日以内にお召し上がりください!
バナナパウンドケーキの調理時間は2時間でした!
ただし、こちらは写真を撮っていた時間が余分にがかかっています。(冷やす4時間除く)
オーブンで焼く時間を除けば、調理作業時間は1時間ほどで完成する料理と言えるでしょう!
そして、シロさんのバナナパウンドケーキがついた本日のおやつはこのようになりました!
◆Today’s menu◆
・シロさんのバナナパウンドケーキ
・アイスコーヒー
バナナパウンドケーキはどこか懐かしい素朴な味わい!
以前つくったレモンパウンドケーキに比べると、おうちケーキ感が強くどこか懐かしい素朴な味わいです。
ベーキングパウダーも不要なホットケーキミックスを使っているため、粉をふるう必要もなくかなり手軽に作れました。
ホットケーキミックスの150gと200gの分量で材料が紹介されていたので、1袋まるまる使い切れるのも◎
バナナはあらめにつぶしたので、かなり食感が残っており食べ応えのある仕上がりになりました。
完熟バナナで細かめにつぶすと、生地との一体感がある仕上がりになりますのでお好みでどうぞ。
バナナは安価で手が出しやすいですし、ホットケーキミックスを使うことで、お菓子作りのハードルはかなり低くなりました。
また、バナナは色味が少々悪くなっても本レシピで大量消費できるのがうれしいですね。
この記事を書いている日にも、すでにリピート調理しているほどおいしかったバナナパウンドケーキです。
お菓子作り初心者の方にこそ作ってほしいレシピ!ぜひお試しを!
バナナパウンドケーキの原作の献立はこちら!

きのう何食べた?5巻より
原作で作られている献立の詳しい記事はこちらの #38. にてご紹介しています!
きのう何食べた?5巻で紹介しているレシピの一覧が気になる方は、下記よりどうぞご覧ください!
バナナパウンドケーキの作り方のまとめ
いかがでしたでしょうか?
この記事では、「何食べ」5巻 #38. に登場する「バナナパウンドケーキ」の作り方を、写真付きでご紹介いたしました!
ぜひシロさんお手製のバナナパウンドケーキを、あなた自身で味わってみてくださいね!
ここまでお読みいただきありがとうございました。
何食べケーキレシピは「レモンパウンドケーキ」もおすすめ!詳しい作り方はこちらの記事から!
バナナを使ったお手軽レシピは「バナナヨーグルト」もあります!詳しい作り方はこちらの記事で!
シロさんとケンジのほっこりとした日常がのぞける原作漫画と、
シロさんの手料理が再現できるドラマ公式ガイド&レシピはこちらからチェックできます!
何食べマンガ最新刊
当レシピ登場巻
公式レシピガイド
コメント