飯テロマンガから、人気ドラマにもなった「きのう何食べた?」の美味しそうなお料理たち。
シロさんが作る数々のレシピはたくさんの人々を魅了し、食べてみたい!と思うことも多いですよね!
この記事では、そんな「何食べ」 19巻 #146.に登場するタブチ君の彼女の「レモンパウンドケーキ」の作り方を写真付きで詳しくご紹介していきます!
レモンパウンドケーキの8人分の材料をご紹介!
調理に必要な用具
・パウンド型…縦8㎝×横20㎝×高さ6㎝、フッ素樹脂加工
(本記事で使ったパウンド型は、縦11.2㎝×横21.2㎝×高さ6.1㎝)
・はけ 1本
・バット 1枚
・バット用の網 1枚
・オーブン
パウンドケーキ
・無塩バター 100g…常温に戻す
・塩 ひとつまみ
・さとう 100g
・卵 2個…常温に戻す
・薄力粉 100g
・ベーキングパウダー 小さじ1/2≒2~3g
・ふるったアーモンドパウダー 30g
・無農薬のレモン 1個…皮をすりおろして加えるため無農薬がおススメ
……レモンの皮のすりおろし 1個分
……レモン果汁 1個分≒50~60㏄ うち大さじ2
・レモン汁 ※レモン1個からとれるレモン汁が足りないとき用の予備として
レモンアイシング
・粉糖 60g
・レモン果汁 うち大さじ1と1/2
( )は原作分量です。
なお原作になかった分量は、作ってみて美味しかった分量で補足してご紹介しています。
作り方では詳しく書かれていない工程も、追記補足&作りやすい順序で紹介していきます!
レモンパウンドケーキの作り方を55枚の画像で徹底解説!
1.無塩バターを100g計量する。
2.100gに切った無塩バターを、耐熱ボウルに入れてラップをし、レンジに入れる。
3.200Wで1分あたため、バターを常温に戻す。
バターを常温に戻す目安は、溶けておらずさわるとぐにゃっとやわらかいぐらいです。
4.常温に戻した無塩バターに、塩をひとつまみ加える。
5.泡立てを使って、クリーム状になるまでバターを塩を混ぜ合わせる。
6.バターがクリーム状になったら、砂糖を100g計量する。
7.クリーム状になったバターに砂糖を加えて、白っぽくふんわりするまで混ぜる。
混ぜて合わせていると、泡立ての中にバターが固まってダマになります。
泡立ての中に入ってしまったバターは、ボウルに上下に泡立てをたたくようにすると中身が落ちてきます。
それでも泡立ての中のバターが落ちなければ、へらを使って取り出しましょう。
バターと砂糖は写真のように白っぽくふんわりするまで混ぜ合わせましょう。
8.バターと砂糖が白っぽくふんわりとしてきたら、卵2個をとき卵にする。
9.バターに少しずつ溶き卵を加えて、練るように混ぜ合わせる。
本記事では6回に分けて卵を加えました。
溶き卵を加え終わるころには、バターがかなりやわらかく混ぜやすくなってきます。
10.卵を加え終わったら、アーモンドパウダー30gをふるいにかけ、ダマをなくす。
本記事では皮なしのアーモンドパウダーを使い、みそこしでふるっています。
ダマになっている部分はへらで細かくして網に通し、サラサラにしましょう。
ふるい終わったアーモンドパウダーは30g分用意します。
11.無農薬のレモン1個分の皮を、おろし器ですりおろす。
12.皮をすりおろしたレモンをまな板にのせ、中の身がやわらかくなるまで力を入れて手で転がす。
ここからはしぼり器がない場合の、レモン汁のしぼり方です。
しぼり器がある場合は当項目は省略し、しぼり器をご活用ください。
13.やわらかくなったレモンの端を切り落とす。
レモンの尖っている部分を切り落とします。
14.切り落としたレモンの断面に、十字に切り込みを入れる。
切り込みは2cmほどまで深く入れてOK。
15.器を用意し、両手でレモンに圧力をかけてレモン汁をしぼる。
かなり力が必要です。転がす時点でぐにゃぐにゃになるまでやわらかくしておくのが吉。
レモン汁をしぼり終わりました。約50~60㏄ほどとれます。
落ちてしまったレモンの種は取りのぞいておきましょう。
16.ふるったアーモンドパウダー30g、すりおろしたレモンの皮1個分、レモン汁大さじ2の用意ができてら、全てバター生地に加える。
しぼったレモン汁のうち、生地に加えるのは大さじ2だけです。
レモン汁は全部は使いません!このあとのアイシングでも使うのでご注意を!
17.アーモンドパウダー、レモンの皮、レモン汁を加えたら、泡立てでしっかりと混ぜ合わせる。
ここまで出来たら泡立ての出番は終了で、へらに持ち変えます。
18.オーブンは170℃の余熱であたためておく。
19.小麦粉(薄力粉)は100g計量する。
20.生地にベーキングパウダー小さじ1/2と、計量した薄力粉100gを加える。
ベーキングパウダー小さじ1/2は、グラムでいうと2~3gです。
21.生地に粉類を加えたら、へらを使ってしっかりと混ぜ合わせる。
生地がちょっと重いので、あまりしならないへらを使うと混ぜやすいです。
へらで混ぜあわせる目安は、写真ぐらい粉気がなくなるまでしっかりと混ぜ合わせましょう。
22.粉気がなくなった生地をへらでパウンド型にうつす。
23.型を調理台に何回か落として、生地を平らにする。
生地の中の空気が抜けて平らになり、パウンド型にピッタリと生地がくっつきました。
24.生地が平らになったら、二段式のオーブンの場合は下段に天板を入れ、中央にパウンド型を横向きにのせる。
25.あらかじめ余熱で170℃にあたためておいたオーブンで、45分パウンドケーキを焼く。
26.オーブンで生地を焼いている間に、アイシング(パウンドケーキに垂らす液体の砂糖)の準備をする。
粉糖は60gを計量する。
27.残しておいたレモン汁を大さじ1と1/2を、粉糖に少しずつ加えて混ぜる。
粉糖とレモン汁を混ぜあわせて、写真ぐらいのリボン状のゆるさにします。
レモン汁を加えすぎるとアイシングがゆるくなり、パウンドケーキにつかずにたくさん落ちてもったいないので、少しずつ加えながら調整します。
なお、しぼったレモン汁が足りない場合は、市販のレモン汁を追加で加えました。
本記事では、レモン1こでしぼれたレモン汁が大さじ3で1/2が足りなかったので、大さじ1/2だけ市販のレモン汁を使っています。
45分後、パウンドケーキが焼きあがりました。
28.焼きあがったパウンドケーキはオーブンから取り出してそのまま置き、あら熱を取っておく。
本記事では3分ほどそのまま置いておきました。
(調理時11月でキッチンがかなり寒いので、すぐ熱がとれます。)
29.ケーキを中央に寄せるようにしながら、パウンド型のまわりをぐるりとへらを通す。
原作ではへらの代わりにナイフを使っていましたが、本記事ではフッ素加工タイプのパウンド型を使っているので傷つかないようにへらを使いました。
30.バットの上に網をひき、その上にパウンド型から外したケーキをのせる。
フッ素加工がされているものだと、焦げ付かずにスルリとケーキを取りだせました。
取りだしたケーキは、割れ目を上にして網にのせましょう。
31.作っておいたアイシングの1/3をケーキの上にたらす。
アイシングを用意してから時間がたつと固まってしまうので、スプーンでかき混ぜてゆるく戻しておきましょう。
31.はけを使ってアイシングをケーキ全体にぬり広げる。
アイシングはそのまま自然な状態でたらしておきます。
32.残り2/3のアイシングも同様にして2回に分けてケーキに塗り広げ、アイシングを厚くする。
3回塗り終わったものがこちら。
かなりアイシングが厚くなりました。
33.アイシングが塗り終わったら、そのままケーキを冷ましてアイシングを固める。
本記事では2時間ほど置いておきました。
34.アイシングが固まったら、食べやすい大きさにケーキを切り分ける。
本記事では2cmほどの厚さに切り分けました。
お皿に盛りつけて、完成!
レモンパウンドケーキの調理時間は2時間15分でした!
ただし、こちらは写真を撮っていた時間が余分にがかかっています。
オーブンで焼いている時間を除けば、調理時間は1時間30分ほどで完成するお料理と言えるでしょう!
そして、タブチ君の彼女のレモンパウンドケーキがついた今日のお献立はこちらになりました!
◆Today’s menu◆
・タブチ君の彼女のレモンパウンドケーキ
・紅茶
レモンパウンドケーキはさわやかなレモン風味でお店顔負けの味!
筆者、実はパウンドケーキ作り…というよりお菓子作りが初挑戦!
見た目もよくおいしく仕上がって、ホッと一安心です。
しかもこのパウンドケーキ、お店で買う味レベルでおいしかったのでかなり感動しました!
砂糖はたっぷり加えていますが、パウンドケーキそのものの甘さはやさしめです。
アイシングの甘さが強いので、あまさ控えめが好みの方はアイシング無しだとちょうど良い味に仕上がりますよ!
レモンのさわやかな風味で食べやすく、紅茶との相性も抜群なデザートとなりました。
原作のように、プレゼントしても喜ばれること間違いなしのお菓子です!
手間はかかりますが、かなりおいしいレモンパウンドケーキなので、ぜひお試しを!
レモンパウンドケーキの原作の献立はこちら!
原作で作られている献立の詳しい記事はこちらの #146. にてご紹介しています!
きのう何食べた?19巻で紹介しているレシピの一覧が気になる方は、下記よりどうぞご覧ください!
レモンパウンドケーキの作り方のまとめ
いかがでしたでしょうか?
この記事では、「何食べ」19巻 #146. に登場する「レモンパウンドケーキ」の作り方を、写真付きでご紹介いたしました!
ぜひタブチ君の彼女お手製のレモンパウンドケーキを、あなた自身で味わってみてくださいね!
ここまでお読みいただきありがとうございました。
何食べドラマ全話のレシピをまとめた記事はこちらでご紹介しています!
何食べマンガ全巻のレシピをまとめた記事はこちらでご紹介しています!
シロさんとケンジのほっこりとした日常がのぞける原作漫画と、
シロさんの手料理が再現できるドラマ公式ガイド&レシピはこちらからチェックできます!
コメント