飯テロマンガから、人気ドラマにもなった「きのう何食べた?」の美味しそうなお料理たち。
シロさんが作る数々のレシピはたくさんの人々を魅了し、食べてみたい!と思うことも多いですよね!
この記事では、そんな「何食べ」 22巻 #170.に登場するシロさんの「鯛めし」の作り方を写真付きで詳しくご紹介していきます!
鯛めしの2人分の材料をご紹介!
・鯛のアラ 1匹 (ちこ鯛 内臓とウロコ処理済)
・塩 小さじ1強
・米 2合
・昆布 10cm×5cm 1枚
・酒 大さじ1と1/2
・しょうゆ 大さじ1
・塩 小さじ1/4
・小ねぎ 6本
( )は原作で出てきた具材です。
※原作では内臓とウロコを取ってもらったちこ鯛を使っていますが、本記事では鯛のアラで調理しています
なお原作になかった分量は、作ってみて美味しかった分量で補足してご紹介しています。
作り方では詳しく書かれていない工程も、追記補足&作りやすい順序で紹介していきます!
鯛めしの作り方を29枚の画像で徹底解説!
1.鯛のウロコを包丁を反対の向きにすべらせてとる。
ウロコはかなり飛び散りますが、根気よく丁寧にとることで、食べたときに口に残らずにすみます。
※原作では内臓とウロコを取ってもらったちこ鯛を使っていますが、本記事では鯛のアラで調理しています
写真左がウロコを取る前、右が取った後です。
一枚残らず取ってやるくらいの気概でこそげ取る!byシロさん
2.ウロコが取れたら、内臓や血を念のため水で洗い流す。
3.水洗いをしたら、キッチンペーパーで鯛の水気をふき取る。
4.水気を切ったら、鯛の両面全体に小さじ1強の塩をまぶす。
5.塩をまぶした鯛をそのまま10分おき、水気をだす。
6.鯛を置いている間に、米2合をとぐ。
7.米をといだら、10cm×5cmの昆布1枚と、ひたひたの水を炊飯釜に入れる。
水はうんと少なくてOK!
8.炊飯釜に、酒大さじ1と1/2、しょうゆ大さじ1、塩小さじ1/4を入れ、炊飯釜の2合の線まで水を加える。
調味料を先に入れることで、ピッタリに調水することができます。
9.米の準備ができたら、魚グリルをあらかじめあたためておく。
10分ほど塩をまぶして置いた鯛がこちら!
表面がしっとりとして水気がでてきています。
鯛をとったあとに残った水分もすごい量になっています!
10.鯛からでた水分を、キッチンペーパーでしっかりとふき取る。
このひと手間で、魚の臭みを取ることができます。
11.水気をふき取った鯛を、あらかじめあたためておいた魚グリルの中に入れて焼く。
焼き上がりの目安は鯛の両面にこんがりと焼き色がつくまで。
本記事では強火で5分ほど焼きました。
12.焼いた鯛を炊飯釜にそのまま入れる。
13.鯛を入れたら、通常炊飯モードで米を炊き上げる。
14.米を炊いている間に、小ねぎを小口切りにしておく。
本記事ではまとめて1束分切っていますが、使うだけの量なら6本を目安にどうぞ。
46分後、鯛めしが炊きあがりました!
15.炊きあがったら、鯛をお皿に広げるようにして取り出す。
炊飯器は保温状態にしておきましょう。
また、鯛を広げておくことで冷まし、身をむきやすくします。
16.だし用の昆布を取り出す。
本記事ではそのまま破棄してしまいましたが、みじん切りにして具材として加えても◎
17.あら熱がとれたら、鯛の身を手でほぐす。
蛇足ですが、鯛の身をほぐしていくと、小さな鯛の形をした骨がでてきます。
これは「鯛の鯛」と呼ばれる縁起物です。
一人でほぐすと、約10分ほどで身がとれました!
18.ほぐした鯛の身を保温していた炊飯釜にもどす。
19.鯛の身とごはんをしゃもじでしっかりと混ぜあわせる。
20.茶碗に鯛ごはんを盛りつける。
21.鯛ごはんの上に小ねぎを散らす。
完成!
鯛めしの調理時間は1時間45分でした!
ただし、こちらは写真を撮っていた時間が余分にがかかっています。
炊飯時間をのぞけば、調理作業時間は50分ほどで完成するお料理と言えるでしょう!
そして、シロさんの鯛めしがついた本日の献立はこのようになりました!
◆Today’s menu◆
・鯛めし
・たけのこと鶏肉と厚揚げの煮物
・菜の花とあさりのぬた
・キャベツとわかめのすまし汁
・緑茶
鯛めしは脂ののったタイの旨味がごはんに溶けだして絶品!
鯛の身のふっくらしたやわらかさと、やさしい味付けのごはんがクセになる鯛めし!
本記事ではお手頃価格の鯛のアラを使って調理しましたが、頭の部分は一番脂がのっていて鯛めしに最適な部位のため、かなりおいしくなります!
(蛇足ですが、筆者が昔勤めていた和食割烹料理店でも、鯛めしは鯛のアラで調理し、身の部分は刺身にしていました。)
ウロコとりはかなり手間ですが、本当に重箱の隅をつつく勢いでやるのがベスト!
(試しに頭の部分のウロコとりをさぼって炊いたところ、食べるときにかなり鱗が残っていて苦痛でした…)
塩につけて水気を切り、炊く前に焼くひと手間で、鯛の臭みはほとんどなくなりますので、こちらもめげずに!
鯛めしは翌日になると身も固くなりぐっと味が落ちてしまうので、その日中に食べきるのがおススメです。
鯛の下処理に手間はかかりますが、自宅で鯛めしを堪能できるなら、何度でも作りたいレシピです。
このおいしさ、ぜひお試しあれ!
鯛めしの原作の献立はこちら!
原作で作られている献立の詳しい記事はこちらの #170. にてご紹介しています!
きのう何食べた?22巻で紹介しているレシピの一覧が気になる方は、下記よりどうぞご覧ください!
鯛めしの2人分の材料費は税抜341円でした
材料費の内訳は上記のとおりです。
鯛めしの作り方のまとめ
いかがでしたでしょうか?
この記事では、「何食べ」22巻 #170.に登場する「鯛めし」の作り方を、写真付きでご紹介いたしました!
ぜひシロさんお手製の鯛めしを、あなた自身で味わってみてくださいね!
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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