飯テロマンガから、人気ドラマにもなった「きのう何食べた?」の美味しそうなお料理たち。
シロさんが作る数々のレシピはたくさんの人々を魅了し、食べてみたい!と思うことも多いですよね!
この記事では、そんな「何食べ」 18巻 #137.に登場するシロさんの「いわしのフライパン焼き」の作り方を写真付きで詳しくご紹介していきます!
いわしのフライパン焼きの2人分の材料をご紹介!
・いわし 4匹
・塩 小さじ1
・ごま油 大さじ1
・大根おろし 大根3cm分
・ぽん酢 小さじ2
( )は原作分量です。
なお原作になかった分量は、作ってみて美味しかった分量で補足してご紹介しています。
作り方では詳しく書かれていない工程も、追記補足&作りやすい順序で紹介していきます!
いわしのフライパン焼きの作り方を19枚の画像で徹底解説!
1.いわしのヒレを立てた箇所に包丁をあて、頭を切り落とす。
臭いや苦みの原因になる内臓をかきだすための魚の下処理をしています。
魚の下処理をすると、まな板が血でよごれてしまうのでこまめに水洗いして流しましょう。
2.腹のヒレを立て、内臓を傷つけないようにうすく切る。
厚く切ってしまうと内臓がやぶれて出てきてしまうので、ギリギリの必要最小限を切ります。
3.切り落としたいわしの頭から包丁の先を入れて、おしりの穴までうすく切り込みを入れる。
このあと内臓をかきだすための切り込みなので、刃先は5mmほど入れれば十分です。
おしりの穴より先には内臓が入っていないので、切り込む必要はありません。
4.いわしのおなか側に切り込みが入ったら、水で中の内臓(ワタ)をかき出しながら水洗いをする。
これ以降は水洗いが続くので、蛇口の水は出しっぱなしにしておくと◎
5.いわしの内臓がとれたら、おなかを開いて内臓をおおっている黒い膜も念入りに取り除く。
取り除くときは背骨から骨の方向にそって指でなぞるようにして取ると、身くずれが少なくなります。
6.いわしのおなかを開き、背骨にそっている血合いを水で洗い流しながらとる。
○の上半分は血合いが取れて、身が透けて見えています。
7.いわしの内臓がきれいに水洗い出来たら、キッチンペーパーをひいたバットの上に立てて、水切りをする。
※原作では5.と6.の工程は書かれていませんでしたが、よりきれいに内臓を取り除く方法をご紹介しました。
8.いわしの内臓が4匹分取れたら、立てていたいわしを寝かせ、上からもキッチンペーパーで押さえてしっかりと水気をふきとる。
9.バットに塩小さじ1/2を全面にちらしておく。
いわし4尾に対し小さじ1の塩を両面にまぶすので、半分を先にバットに入れます。
10.塩をひいたバットの上に水気をふきとったいわしを並べ、小さじ1/2の塩を上からまんべんなく振りかける。
あらかじめバットに塩をふっておくことで、崩れやすいいわしを返さなくても裏面に塩がまぶせます。
11.フッ素加工がされたフライパンに、ごま油大さじ1を入れて強火であたため全体にひろげる。
いわしの皮は焦げつきやすいので、フッ素加工がされたフライパンがおススメです。
12.ごま油をひいたフライパンに下処理をしたいわしを並べ、ふたをして中強火で4分蒸し焼きにする。
いわしの身は崩れやすいので、ふたをしたら動かさずに放置です。
いわしを焼いている間に大根おろしの用意をしておきましょう。
13.4分たったらふたを開けて焼き目をみて、こんがりとしていたらフライ返しや木べらを使ってそっとうら返す。
フッ素加工がはがれてきてしまったフライパンだと、写真のように皮が焦げついてひっくり返したときに身が崩れてしまいます。
14.いわしをうら返したら再びふたをして、火を弱火に落として5分蒸し焼きにする。
5分後、いわしがふんわりと焼き上がりました!
15.焼きあがったいわしを、木べらやフライ返し、菜ばしなどを使ってそっとお皿に盛りつける。
16.いわしのわきに大根おろしをひと山もりつける。
この記事では市販の大根おろしを使っていますが、大根からすりおろす場合は3cmを目安にいわしを焼いている間に用意しておきましょう。
17.大根おろしの上にぽん酢をひとたらしかける。
完成!
いわしのフライパン焼きの調理時間は35分でした!
ただし、こちらは写真を撮っていた時間が余分にがかかっています。
魚の下処理も手馴れてくれば、調理作業時間は20分ほどで完成するお料理と言えるでしょう!
そして、シロさんのいわしのフライパン焼きがついた本日の献立はこのようになりました!
◆Today’s menu◆
・シロさんのいわしのフライパン焼き
・シロさんの塩肉じゃが
・シロさんの自家製なめたけ
・シロさんのチンゲン菜と油揚げのみそ汁
・雑穀米
・麦茶
いわしのフライパン焼きはお手軽ふんわりやわらかな仕上がり!
ズボラな筆者は魚は下処理済のものを購入していたため、本記事で魚のワタ抜き作業は初挑戦!
写真の通りかなり身くずれして見た目はイマイチですが、素人でも内臓処理はきちんとできて臭みも全く感じませんでした!
血合いや内臓の膜も時間をかけてていねいに取り除いたので、苦みも感じませんでしたよ!
これまた初挑戦のフライパン焼きも皮目がとれてしまいつつも、蒸し焼き効果でふんわりしっとりおいしく仕上がりました!
以前紹介したいわしの梅煮は臭みを梅の風味で飛ばしておいしかったですが、シンプルな調理法の焼きはいわし本来のおいしさを再確認できたレシピとなりました。
なにより調理後の魚焼きグリルを洗うというめんどうな作業がないのは、本当にうれしいですね!
ごま油の風味も感じられ、おろしぽん酢でさっぱりといただけるいわし料理です。
洗い物がきらいな方、ぜひお試しを!
いわしのフライパン焼きの原作の献立はこちら!
原作で作られている献立の詳しい記事はこちらの #137. にてご紹介しています!
きのう何食べた?18巻で紹介しているレシピの一覧が気になる方は、下記よりどうぞご覧ください!
いわしのフライパン焼きの作り方のまとめ
いかがでしたでしょうか?
この記事では、「何食べ」18巻 #137. に登場する「いわしのフライパン焼き」の作り方を、写真付きでご紹介いたしました!
ぜひシロさんお手製のいわしのフライパン焼きを、あなた自身で味わってみてくださいね!
ここまでお読みいただきありがとうございました。
この日の献立のシロさんの「塩肉じゃが」の作り方はこちらからどうぞ!
この日の献立のシロさんの「自家製なめたけ」の作り方はこちらからどうぞ!
この日の献立のシロさんの「チンゲン菜と油揚げのみそ汁」の作り方はこちらからどうぞ!
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