飯テロマンガから、人気ドラマにもなった「きのう何食べた?」の美味しそうなお料理たち。
シロさんが作る数々のレシピはたくさんの人々を魅了し、食べてみたい!と思うことも多いですよね!
この記事ではそんな「何食べ」 16巻 #127.に登場する佳代子さんの「夏の終わり天ぷら」の作り方を写真付きでご紹介です!
夏の終わり天ぷらの2人分の材料をご紹介!
天つゆ
・しょうゆ 大さじ1
・みりん 大さじ1
・和風だしの素 1/2袋…2g
・水 大さじ2
天ぷら衣
・天ぷら粉 100g
・水 160㏄
・サラダ油 鍋半分ほど
具材
・グリーンアスパラガス 4本
・ズッキーニ 1/2hん
・みょうが 2個
・長なす 1/2本
とうもろこしのかき揚げ
・生とうもろこし 1本
・てんぷら粉 大さじ2
・水で溶いた天ぷら衣 大さじ3
アジ(イワシ)の大葉はさみ揚げ
・フライ用に開かれたイワシ 5尾 (アジ)
・大葉 10枚 (1尾につき5枚ずつ)
薬味
・大根おろし 大さじ4 ≒大根 5cm
・あら塩 ひとつまみ
・レモン汁 小さじ2
( )は原作分量です。本記事ではアジの代用品としてイワシを使いました。
なお原作になかった分量は、作ってみて美味しかった分量で補足してご紹介しています。
作り方では詳しく書かれていない工程も、追記補足&作りやすい順序で紹介していきます!
夏の終わり天ぷらの作り方を39枚の画像で徹底解説!
1.天つゆを用意する。器に水大さじ2、しょうゆ大さじ1、みりん大さじ1、和風だしの素1/2袋(2g)を入れて混ぜる。
2.調味料を入れた器にラップをして、700Wのレンジで1分あたためる。
あたたかい天つゆがお好みの方は、天ぷらが揚げあがったときにレンジにかけましょう。
薬味の大根おろしは本記事では市販品を使っていますが、すりおろす場合は大根5cmを皮をむいておろし、かるく水切りをしてきます。
3.天ぷら衣を準備する。
熱伝導のよいボウルに天ぷら粉100gと水160㏄を入れて泡立てで混ぜ、冷蔵庫で冷やしておく。
天ぷら衣は市販の天ぷら粉の分量をもとに水を入れてください。
天ぷらは衣と油の温度差が大きいほどカラッと揚がるので、揚げる直前まで冷蔵庫で冷やしておきます。
4.具材を用意する。アスパラ4本は根元を落として半分に切る。
5.根元側の下半分の茎はかたいので、ピーラーで皮むきをしておく。
6.ズッキーニ1/2本はへたをおとしてたて割りにし、各3等分ずつに切り分ける。
7.なす1/2本もズッキーニ同様に、へたをおとしてガクをとり、たて割りにして各3等分ずつに切り分ける。
本記事では大きめの長なすを使っているので1/2本ですが、原作では通常のなすをたて割り半分の大き目で揚げていました。
8.みょうが2個は根元を切り落としておく。
9.とうもろこしのかき揚げの下準備をする。生のとうもろこしの皮をむく。
10.3等分になるように、とうもろこしの芯に添ってぐるっと切り込みを入れる。
11.切り込みにそって手で割り、3等分にする。※包丁では切れませんでした
12.切り口をまな板につけてたてに置き、とうもろこしの実を包丁でそいでボウルに入れる。
芯が四角形に残るように、1/3本につき4回そぎました。
13.生とうもろこしの実が入ったボウルに、天ぷら粉大さじ2をまぶして混ぜておく。
14.アジ(イワシ)の大葉はさみ揚げの下準備をする。
大葉10枚はサッと水洗いして、茎を包丁で切り落とす。
15.アジ(イワシ)のしっぽを切り落とし、大葉の根元を中央に重ねるようにして2枚入れ、魚でとじる。
本記事ではアジの代用としてイワシで調理しています。
また大葉の枚数ですが、本記事ではイワシ5尾に対して大葉10枚しかなかったので各2枚ずつ入れていますが、原作では1尾につき大葉5枚とたっぷり入れたほうが大葉の存在感を楽しめる、とありました。
また、揚げるときにイワシが開いて大葉がばらけてしまうので、つまようじで止めると◎
具材の準備がととのいました。
さっそく天ぷらを揚げていきましょう!
16.小鍋に油を半分ほど入れて強火にかけ、中温(170℃)にする。
本記事では少量の油で揚げるために小鍋を使っていますが、たっぷり油があれば中華鍋などでも◎
中温は、天ぷら衣を菜ばしの先でポンと油に入れると、少し沈んでから浮き上がってくるくらいです。
17.具材に衣をつけて、静かに油の中へ入れる。(まずはアスパラの根元部4本から)
菜ばしは衣をつけるようと、油の中に入れる用で別のものを用意すると◎
本記事では省略していますが、天ぷら衣の前に天ぷら粉をまぶすと衣が具材からばらけにくくなります。
18.アスパラの根元は中火で4分揚げる。
具材は一気に入れると油の温度が下がり揚げあがりの衣がベチャッとしてしまうので、1種類ずつ揚げ、小鍋で揚げる場合は最大で6個までにしましょう。
19.ザルの上にキッチンペーパーをしき、揚がった具材の油を切っておく。
油きり用のバットや、新聞紙の上にのせて油を切る方法もあります。
次の具材がザルに揚がる前までに、大皿に揚がった具材は盛り付けていきましょう。
20.揚げている間、揚げあがた後に残ったてんかすは、こまめに網じゃくしで取り除いておく。
21.アスパラの根元同様に、アスパラの穂先も天ぷら衣をつけて油に入れ、中火で3分揚げる。
揚がった天ぷらは油を切って大皿に盛りつけましょう。
22.みょうがに天ぷら衣をつけて油へ入れ、中火で2分揚げる。
みょうがの揚げあがり目安は写真ぐらいです。油を切って大皿に盛りつけましょう。
23.なすに天ぷら衣をつけて油へ入れ、中火で3分揚げる。
なすの揚げあがり目安は写真ぐらいです。油を切って大皿に盛りつけましょう。
24.ズッキーニに天ぷら衣をつけて油へ入れ、中火で3分揚げる。
ズッキーニの揚げあがり目安は写真ぐらいです。油を切って大皿に盛りつけましょう。
ズッキーニまで揚げあがったら、このあととうもろこしのかき揚げを低温で揚げるため一度油の火を切っておきます。
25.魚以外の野菜が全て揚げ終わったら、天ぷら衣大さじ3を天ぷら粉をまぶしたコーンのボウルに入れて混ぜる。
かき揚げの衣は揚げる直前に混ぜあわせるのが◎
ボウルのとうもろこしを4分割にして揚げていきます。
26.ズッキーニを揚げた後に止めていた火を再びつけて弱火にし、油を低温にする。
(衣を落としてゆっくりと揚がってくるくらい)
油が低温になったら、大さじ3杯分ぐらいの大きめのスプーンにかき揚げを1/4ほどすくい、別のスプーンで滑らせるようにして油に入れる。
27.残り3つのとうもろこしのかき揚げも同様に鍋に入れ、弱火で3分揚げる。
かき揚げははじめから高温だとばらけてしまうので、低温からあげていきます。
28.弱火で3分揚げたら菜ばしでとうもろこしのかき揚げをうら返し、中火で3分揚げる。
ひっくり返したタイミングで、油の温度を低温から中温に揚げてカラッと仕上げます。
とうもろこしのかき揚げの揚げあがり目安は写真ぐらいです。油を切って大皿に盛りつけましょう。
29.最後にアジ(イワシ)の大葉はさみ揚げを油に入れ、中火で5分揚げる。
魚の臭みが油についてしまうので、生ものは最後に揚げます。
30.5分揚げたらアジ(イワシ)をうら返し、さらに中火で3分揚げる。
つまようじで閉じなかったため魚が開いてしまいましたが、衣のつなぎで大葉とばらけずには済みました。
アジ(イワシ)の大葉はさみ揚げの揚げあがり目安は写真ぐらいです。
油を切って大皿に盛りつけましょう。
盛りつけは写真を参考にどうぞ。
天つゆ、大根おろし、あら塩、レモン汁を添えて、完成!
夏の終わり天ぷらの調理時間は1時間20分でした!
ただし、こちらは写真を撮っていた時間が余分にがかかっています。
手慣れてくれば、調理作業時間は1時間10分ほどで完成するお料理と言えるでしょう!
そして、佳代子さんの夏の終わり天ぷらがついた今日のお献立はこちらになりました!
◆Today’s menu◆
・夏の終わり天ぷら(大根おろし、天つゆ、あら塩、レモン汁)
・シロさんの大根とほたてのなます
・佳代子さんのしじみのみそ汁
・ほうじ茶
夏の終わり天ぷらはあっさり味で変わり種がいっぱいのごちそう!
天ぷらと言えば、えび、ちくわ、かしわ、さつまいも、イカ、かぼちゃなどを思い浮かべます。
しかし佳代子さんの夏の終わり天ぷらは、グリーンアスパラガス、みょうが、なす、ズッキーニ、とうもろこし、アジと一風変わったラインナップ!
どの具材も天ぷらとの相性は抜群で、塩とレモンをつけてさっぱりといただけるものが多く、まさに夏の終わりを感じられました。
特においしかったのが、みょうがとイワシ!
みょうがは、ホクッとした食感で苦みが抑えられ食べやすくなっており、新たなおいしさを発見しました。
アジの代用として使ったイワシは、実がふわふわで大葉も1尾につき2枚と少な目ながらも、さわやかな風味、梅肉をつけるとさらにおいしくいただけます。
とうもろこしのかき揚げは甘みが際立ち、お子様もおススメ!
ズッキーニは本記事では緑のものを使いましたが、黄色のものでもおいしく作れます。
日ごろスーパーに並んだ食材で、ごちそう感が感じられる天ぷらです。
あまった天ぷらは翌日に天丼という楽しみ方も!ぜひお試しあれ!
夏の終わり天ぷらの原作の献立はこちら!
原作で作られている献立の詳しい記事はこちらの #127. にてご紹介しています!
きのう何食べた?16巻で紹介しているレシピの一覧が気になる方は、下記よりどうぞご覧ください!
夏の終わり天ぷらの作り方のまとめ
いかがでしたでしょうか?
この記事では、「何食べ」 16巻 #127. に登場する「夏の終わり天ぷら」の作り方を、写真付きでご紹介いたしました!
ぜひ佳代子さんお手製の夏の終わり天ぷらを、あなた自身で味わってみてくださいね!
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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