原作こもとも子のドラマ化もした飯テロ漫画「ごほうびごはん」
登場するグルメは、主人公の咲子が作るものも含めてどれもおいしそうなものばかりです!
この記事では、そんな「ごほうびごはん」9巻#187 揚げものショートカット に登場する、おばあちゃんの「コロッケ」の作り方を写真付きで詳しくご紹介していきます!
コロッケの4人分の材料をご紹介!
コロッケ
・じゃがいも 中11こ
・豚ひき肉 300g
・玉ねぎ 2こ
・塩 小さじ1
・コショウ 10ふり
・めんつゆ2倍濃縮 60㏄
・パン粉 バット平らに一面分ぐらい
・サラダ油 中華鍋半分ほど
バッター液
・小麦粉 大さじ4
・卵 1こ
・水 大さじ2
・塩 小さじ1/2
・コショウ 4ふり
ソース
・ウスターソース
・つけてみそ かけてみそ
( )は原作分量です。
なお原作になかった分量は、作ってみておいしかった分量で補足してご紹介しています。
作り方では詳しく書かれていない工程も、追記補足&作りやすい順序で紹介していきます!
コロッケの作り方を38枚の画像で徹底解説!
1.じゃがいもの皮をむいてへたを取り、1こを4等分に切り分ける。
2.切り分けたじゃがいもは、耐熱ボウルに入れる。
3.耐熱ボウルに入れたじゃがいもを、水につけて水切りをする。
電子レンジであたためる際、水分がじゃがいもについていることでパサパサにならずに仕上がります。
4.じゃがいもに水がついたら、耐熱ボウルにふんわりとラップをする。
5.ふんわりラップをした耐熱ボウルをレンジに入れ、600Wで15分じゃがいもを加熱する。
6.じゃがいもをあたためている間に、玉ねぎをみじん切りにする。
フードプロセッサーを使う場合は、玉ねぎの両端を落として皮をむき、容器に入るぐらいの大きさにざく切りにする。
7.玉ねぎをフードプロセッサーにかけて、みじん切りにする。
フープロがない場合は、包丁でみじん切りにしましょう。
玉ねぎのみじん切りの目安は、写真ぐらいの粗さです。
8.中華鍋に豚ひき肉を入れ、強火で2分、肉の色が変わるまで炒める。
豚ひき肉は炒めると油がたくさん出るため、中華鍋に油は引いていません。
9.豚ひき肉の色が変わってきたらみじん切りにした玉ねぎを加え、強火で2分、玉ねぎの色が透けてくるまで炒める。
写真ぐらいの色になるまで、しっかりと炒めましょう。
10.豚ひき肉と玉ねぎに火が入ったら、火を止め具材を鍋など深めの容器に移す。
このあとつぶしたじゃがいもを鍋に合わせるので、大きく深めのものが◎
11.炒めた具材をそのまま置いて冷やす。
コロッケのタネとして混ぜて成型するとき、熱いと成型しにくいため出来るだけ冷まします。
12.このころにはじゃがいものレンジが終わるので、水蒸気やけどに注意しながらラップをはがす。
耐熱ボウルもかなり熱くなっているので、ミトンや布巾などで抑えながらとりましょう。
13.火が入ったじゃがいもを、木べらやマッシャーなどでホロホロになるまでつぶす。
本記事では、マッシャーがないため木べらでつぶしています。
じゃがいもを押したときにまだ固くてつぶせない場合は、再度ラップをふんわりかけて追加で600Wで3分ほどあたためましょう。
じゃがいもをつぶす目安は、写真ぐらい粗めでもOK。
歯ざわりしっとり系が好みの方は、ていねいにつぶしても◎
14.じゃがいもをつぶしたら、冷ましておいた具材にじゃがいもを合わせ、木べらで混ぜ合わせる。
15.じゃがいもと具材が混ざったら、めんつゆ2倍濃縮50㏄、塩小さじ1、コショウ10ふりを加える。
16.下味がなじむように、木べらで具材と調味料をまぜ合わせる。
これでコロッケのタネは完成!
成型するまでそのまま置いて、冷ましておきましょう。
17.コロッケのタネが出来たら、バッター液を作る。
ボウルに、卵1こ、水大さじ2、小麦粉大さじ4、塩小さじ1/2、コショウ4ふりを加える。
18.ボウルに加えた材料を、泡立てでよく混ぜ合わせる。
これでバッター液の完成!
バッター液を使うと、揚げ物の、下味⇒小麦粉⇒卵液、をひとまとめにしてショートカットが出来ます!
19.まな板の上にラップをひき、ピッタリとくっつける。
この上に成型したコロッケをのせると、まな板にくっつかずに取りやすくなります。
20.コロッケのタネが冷めてきたら、まずは全体を4等分にざっくりと分ける。
21.4等分にしたタネを、さらに2倍の8等分にざっくりと分ける。
あらかじめ等分に分けておくことで、同じぐらいの大きさのコロッケが作れて余りもなくなります。
22.8等分に分けたタネを、一つずつ手で小判型に成型する。
本記事では、手のひらサイズのかなり大きめのコロッケに成型しています。
大きすぎるという方は、8等分をさらに半分にしたサイズで成型してもOK。
コロッケはタネの火が入っているので揚げたときの生焼けの心配は不要です。
が、冷凍を前提とする場合は小さめの方が解凍して揚げたときに火が入りやすいですよ。
成型したタネは、先ほどラップをひいたまな板の上にのせておきましょう。
ここからは、成型したタネの衣づけの作業に入ります。
写真のように、①成型したタネ ②バッター液 ③バットに出したパン粉 ④油切り用の網 を用意しておきましょう。
23.まず成型したタネを、バッター液につける。
コロッケがくずれやすいのでやさしく持ち上げ、バッター液にまぶしたら余分な液は手の上にしばらくおいて切っておきます。
24.タネをバッター液にまぶしたら、パン粉のバットに移し、パン粉を全体にまぶしかるく押してパン粉がはがれないようにする。
バッター液を左手、パン粉を右手、というように分けて使うと、手についた衣がダマダマにならずにすみます。
25.パン粉までタネがついたら、中華鍋にサラダ油を半分ほど入れ、強火で180℃まであたためる。
180℃の中温は、パン粉を落とすとすぐにシュワッと衣が上がってくるぐらいの温度!
油はコロッケが浸かるぐらいまでたっぷりと入れます。
26.鍋のふちからしずかにパン粉をつけたコロッケを油の中に入れ、中火で3分揚げる。
8等分にしたタネを揚げる場合は、一度に4こまでとしましょう。
一気にコロッケをたくさん入れてしまうと、油の温度が急激に下がってカラっと揚がらなくなります。
コロッケのタネは火が入っているので、衣がきつね色になれば油から取り出してOKです。
なお油の温度が高すぎたり、長時間揚げたりすると、写真のようにパン粉のついていない部分が黒く焦げてしまうので注意!
27.きつね色に揚がったら、コロッケを取りだして網のせ油を切る。
28.油を切っている間に、大皿にせん切りキャベツを盛りつける。
本記事では、便利なカット済のせん切りキャベツを使っています。
生キャベツから切る場合は、あらかじめキャベツ4枚を目安にせん切りにして、水にさらしたものを水切りしておきましょう。
29.コロッケから油がしたたらなくなったら、キャベツの上に揚げたてのコロッケを盛りつける。
ウスターソースと甘みそだれを添えて、完成!
なお、食べない分は写真のようにラップでくるめば、冷凍もできます。
コロッケの調理時間は1時間20分でした!
ただし、こちらは写真を撮っていた時間が余分にがかかっています。
また2人以上で作業すれば、調理作業時間は1時間ほどで完成するお料理と言えるでしょう!
そして、おばあちゃんのコロッケがついた本日のお献立はこちらになりました!
◆Today’s menu◆
・おばあちゃんのコロッケ(ウスターソースと甘みそだれで)
・付け合わせのせん切りキャベツ
・なめこの味噌汁
・ごはん
・ほうじ茶
コロッケはみそダレとも相性抜群でサクホク食感がおいしい!
コロッケは大好きですが、ポテサラ並みに手間がかかるため、なかなか調理に踏み切れないお料理…
だからこそ少しでも工程を省けると、調理のハードルが下がるのです!
下味・小麦粉・卵液の工程が1回でまとめられるおばあちゃんのバッター液は、まさに神レシピでした!
じゃがいもは粗めにつぶしたのでホクホク、衣はあっさりめでサクサク食感がたまりません!
せっかくのおうちコロッケなので大判サイズで作りましたが、これまたボリューミーで最高においしかったです。
甘みそだれであるつけてみそ かけてみそはごほうびごはんでは頻繁に登場する調味料ですが、今まで食べた中でもコロッケと合わせるのが一番おいしく感じられました!
おつまみにも、ごはんのおかずにもピッタリで、大人も子どもも大好きなコロッケです。
ぜひあなた自身でもお試しを!
コロッケの原作の献立はこちら!
原作で作られている献立の詳しい記事は #187 にてご紹介しています!
ごほうびごはん9巻で紹介しているお料理の一覧が気になる方は、下記よりどうぞご覧ください!
コロッケの4人分の材料費は税抜1,295円でした
材料費の内訳は上記のとおりです。
コロッケの作り方のまとめ
いかがでしたでしょうか?
この記事では、「ごほうびごはん」9巻#187 揚げものショートカット に登場する「コロッケ」の作り方を、写真付きでご紹介いたしました!
ぜひおばあちゃんお手製のコロッケを、あなた自身で味わってみてくださいね!
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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「ごほうびごはん」の全巻料理をまとめた記事はこちらでご紹介しています。
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