原作こもとも子のドラマ化もした飯テロ漫画「ごほうびごはん」
登場するグルメは、主人公の咲子が作るものも含めてどれもおいしそうなものばかりです!
この記事では、そんな「ごほうびごはん」2巻 #30 まぼろしのユリ根 に登場する、咲ちゃんの「ユリ根と銀杏づくしのジャンボ茶碗蒸し」の作り方を写真付きで詳しくご紹介していきます!
ユリ根と銀杏づくしのジャンボ茶碗蒸しの丼2つ分の材料をご紹介!
具材
・ユリ根 1こ
・ぎんなん 8こ
卵液
・卵 4こ
・水 400㏄
・塩 小さじ1/4
・みりん 小さじ1
・うす口しょうゆ 小さじ1
・和風だしの素 2袋(=8g)
香りづけ
・三つ葉 1/2束
・ゆず皮 円直径2cmほど
( )は原作分量です。
なお原作になかった分量は、作ってみておいしかった分量で補足してご紹介しています。
作り方では詳しく書かれていない工程も、追記補足&作りやすい順序で紹介していきます!
ユリ根と銀杏づくしのジャンボ茶碗蒸しの作り方を23枚の画像で徹底解説!
1.銀杏のカラをむくため、封筒に銀杏を入れて口を折りたたみ、500Wのレンジで1分あたためる。
詳しい銀杏のカラ向き方法「封筒銀杏」はこちらの記事でご紹介しています。
2.レンジで爆発させた銀杏のカラを、キッチンばさみを使って割りながらむく。
3.ユリ根の下処理をする。
ゆりねを傷や湿気から守るために入っているおがくずは、そのまま捨ててしまってOK。
4.ユリ根を水洗いし、おがくずを流す。
5.ユリ根の皮を一枚ずつていねいにはがし、ザルに入れる。
ゆり根の最後の中心部は包丁で根元を切り落とすことで、1枚ずつはがせるようになります。
6.はがしたユリ根をザルの上で水洗いし、土などの汚れを落とす。
7.水洗いしても落ちないユリ根の黒ずみは、包丁で削り取る。
8.ユリ根の汚れや黒ずみが取れたら、ミニフライパンに半分ほどの湯を沸かし、ユリ根を加えて強火で2分ゆでる。
9.茹で上がったユリ根は、ザルに上げてそのまま冷ます。
これでユリ根の下処理が完了しました!
10.茶碗蒸しの卵液を作る。
ボウルに卵4こを割って溶いた後、和風だしの素2袋(8g=小さじ2)、塩小さじ1/4、みりんとうす口しょうゆ小さじ1ずつ、水400㏄を加える。
写真では溶き卵にする前にすべての調味料を入れてしまいましたが、先に卵を溶いてから混ぜたほうが混ざりやすくなります。
11.すべての調味料が入ったら、菜ばしで静かに混ぜ合わせる。
容器に卵液を入れたときに、写真のように泡立っていると蒸しあげたときに「す」(小さなブツブツ)が立ってしまい、見栄えがイマイチになります。
極力菜ばしで泡立たないように静かに混ぜましょう。
もし泡立ってしまったら、バーナーやチャッカマンで炙ると気泡が消えます。
12.卵液の用意が出来たら、ユリ根を半分ずつ、ぎんなんは4こずつ、丼に入れる。
13.丼にみそこしを置いて、卵液をこしながら加える。
このときできてしまった気泡はなるべくつぶしておくことで、ブツブツのないキレイな茶碗蒸しに仕上がります。
みそこしに残ってしまった白身のかたまりは、舌触りが悪くなるので茶碗蒸しには加えません。
(この日の献立のスープに白身を加え、かきたま汁にしました。)
14.二段式オーブンの場合は、上段へ丼を入れる。
本記事ではヘルシオの茶碗蒸し機能を使って蒸し上げます。
15.ヘルシオを茶わん蒸しモードのソフト蒸しに設定し、あたためはじめる。
原作のようにせいろを使う場合は、底に水をはって20~30分強火で蒸しましょう!
16.茶碗蒸しを蒸している間に、香りづけの三つ葉をざく切りにしておく。
本記事で使う三つ葉の量は1/2束ほどですが、1袋まとめてざく切りにして後日、別の料理でも活用します。
17.ゆずは直径2cmほどの円上に包丁で皮を切り落とし、せん切りにする。
原作ではドライゆず皮を使っていましたが、本記事では生ゆずを使いました。
30分後、茶碗蒸しが蒸しあがりました!
18.茶碗蒸しの中央部に竹串をさし、火入れ具合を確認する。
火が通って固まっていれば、写真のように透明なだし汁が出てきます。
竹串に黄色い卵液がつく場合は蒸したりないので、追加で10分ほど蒸して様子をみましょう。
19.茶碗蒸しに火が入ったら、香りづけの三つ葉とゆずを散らす。
完成!
ユリ根と銀杏づくしのジャンボ茶碗蒸しの調理時間は1時間でした!
ただし、こちらは写真を撮っていた時間が余分にがかかっています。
またカラむき済の銀杏を使えば、調理作業時間は1時間以内で完成するお料理と言えるでしょう!
そして、咲ちゃんのユリ根と銀杏づくしのジャンボ茶碗蒸しがついた本日のお献立はこちらになりました!
◆Today’s menu◆
・主任の手作り月見鶏つくね
・咲ちゃんのユリ根と銀杏づくしのジャンボ茶碗蒸し
・わかめと白身のかきたま汁
・市販の野菜のかき揚げ
・雑穀米
・ほうじ茶
ユリ根と銀杏づくしのジャンボ茶碗蒸しは満足感が最高の一品!
ゆり根とぎんなんをこれでもか!と食べれる丼茶わん蒸し!
ホクホク食感のゆり根に、むちっとした銀杏が余すことなくたのしめます。
筆者は茶碗蒸しが大好きなので、丼で食べられる幸せを噛みしめました…!
茶わん蒸しの卵液は具体的な分量が書かれていなかったので、ほぼオリジナルです。
細かい調味料を入れるのが手間ならば、卵1こ+水100㏄+白だし大さじ1でもお手軽に卵液が作れます。
また、せいろがないためヘルシオでお手軽調理しましたが、せいろもウォーターオーブンもない場合はフライパンでも蒸し料理ができます。
何食べ茶わん蒸しレシピではフライパンで作っているのでよろしければ見てみてください!
おうちごはんならではのたっぷり食べられる茶わん蒸しレシピです!
ぜひお試しを!
ユリ根と銀杏づくしのジャンボ茶碗蒸しの原作の献立はこちら!
原作で作られている献立の詳しい記事は #30 にてご紹介しています!
ごほうびごはん2巻で紹介しているお料理の一覧が気になる方は、下記よりどうぞご覧ください!
ユリ根と銀杏づくしのジャンボ茶碗蒸しの作り方のまとめ
いかがでしたでしょうか?
この記事では、「ごほうびごはん」#30 まぼろしのユリ根 に登場する「ユリ根と銀杏づくしのジャンボ茶碗蒸し」の作り方を、写真付きでご紹介いたしました!
ぜひ咲ちゃんのユリ根と銀杏づくしのジャンボ茶碗蒸しを、あなた自身で味わってみてくださいね!
ここまでお読みいただきありがとうございました。
この日の献立の主任の「手作り月見鶏つくね」の詳しい作り方はこちらの記事でご紹介中です!
「ごほうびごはん」の全巻料理をまとめた記事はこちらでご紹介しています。
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