原作こもとも子のドラマ化もした飯テロ漫画「ごほうびごはん」
登場するグルメは、主人公の咲子が作るものも含めてどれもおいしそうなものばかりです!
この記事では、そんな「ごほうびごはん」5巻 #91 GHB58~後編~ に登場する、咲ちゃんの「鍋でのお米の炊き方」を写真付きで詳しくご紹介していきます!
鍋でのお米の炊き方に必要な2合分の材料をご紹介!
・米 2合
・ふた付き片手鍋 1こ
・きれいな布巾 1枚 ※なくても大丈夫です
( )は原作分量です。
なお原作になかった分量は、作ってみて美味しかった分量で補足してご紹介しています。
作り方では詳しく書かれていない工程も、追記補足&作りやすい順序で紹介していきます!
鍋でのお米の炊き方を30枚の画像で徹底解説!
1.大きめのボウルに米2合と、ボウルからあふれない程度に水をいきおいよく注ぐ。
2.まだ米は研がずに、そのまま水を流す。
米についたヌカやホコリを水で吸い込まないように、最初は研がずに流します。
3.水を流したら、1回目と同様にもう一度水をあふれない程度にいきおいよく注ぐ。
4.水を入れたら、1回目同様に米を研がずにそのまま流す。
5.2回水を流したら、水は入れない状態で、手をネコちゃんのように指を折り曲げ、力はかけずにお米同士をすり合わせるようにして20回ほど洗う。
「水をはったままかき混ぜても、お米同士の摩擦が起きないからといだことにならないんだよ」
と、原作では、咲子のおばあちゃんが教えてくれていました!
6.20回ほどすり洗いしたら、水をいきおいよく注いで研がずに2回流す。
とぎ汁は真っ白になっています。
7.水を流したら1回目と同様に、水は入れない状態で、手をネコちゃんのように指を折り曲げ、力はかけずにお米同士をすり合わせるようにして10回ほど洗う。
8.10回ほどすり洗いしたら、水をいきおいよく注いで研がずに2回、最後のすすぎをして流す。
これでお米が研ぎ終わりました!
9.研ぎ終わった米が入ったボウルに、水400㏄を加える。
10.そのまま1時間ほど米を浸水させる。
1時間浸水させてお米がこちら!
米粒が水を吸って、少し大きくなっています。
11.浸水がおわったら、ボウルの中の水を切る。
12.水を切った米を、片手鍋(小鍋)に移す。
13.浸水させた米を入れた片手鍋に、水450㏄を加える。
14.米と水を入れた片手鍋に、ふたをする。
15.ふたをしたら鍋を中火にかけ、ひと煮立ちさせる。
写真ぐらい、鍋のふちがグツグツと沸いてくればOK。
16.鍋が沸騰したら、そのまま中火で2分炊く。
途中、鍋がふきこぼれそうな場合は、少しだけ火を弱めて炊きましょう。
17.中火で2分炊いたら、中弱火に火を落としてふたをしたまま3分炊く。
18.中弱火で3分炊いたら、極弱火にしてふたをしたまま7分炊く。
火が消えそうなくらい弱火でOKです。
19.極弱火で7分炊いたら、ふたを開けて中を確認する。
大きな泡が出ていたり、水分が残っていなかったらOK。
まだ水っぽかったら、追加で1~2分ほど極弱火でふたをして火にかけましょう。
20.水分量を確認したら、ふたをして20秒強火にかけ、おこげを作る。
※本記事では20秒ではおこげができなかったので、30秒ほどかけても◎
おこげが不要な方は、強火10秒でOKです。
ここからは蒸らしの工程に入ります。
21.20秒強火にかけたら、火を止めてふたをしたまま10分そのまま置き、米を蒸らす。
10分の蒸らしが終われば、ごはんの炊きあがりです!
おいしい合図のカニ穴(空気穴で蒸気が出ている場所)もできました。
ごはんの表面にたくさんのカニ穴が出来ると、お米のひと粒ずつが均等に立ちあがり、上手に炊きあがったサインになります。
22.ごはんが炊けたら、鍋にしゃもじで十字に切り込みを入れる。
23.切り込みをいれた場所を返すようにして、さっくりとしゃもじでごはんを混ぜ合わせる。
20秒強火にかけましたが、本記事では残念ながらおこげはできませんでした…
24.食べる分だけ、茶碗にごはんを盛りつける。
残してあるごはんは、ふたにつく余分な水分が入らないように、きれいな布巾をふたと鍋の間にはさんでおくと◎
完成!
鍋で炊くお米の調理時間は1時間45分でした!
ただし、こちらは写真を撮っていた時間が余分にがかかっています。
浸水時間をのぞけば、調理作業時間は45分ほどで完成するお料理と言えるでしょう!
そして、咲ちゃん鍋で炊いたごはんついた本日のお献立はこのようになりました!
◆Today’s menu◆ ご飯のおとも総選挙
・鹿児島の郷土食 豚みそ
・マグロとシソのブラックペッパー漬け
・梅干し
・岩のりのつくだに
・昆布のつくだに
・生たまご
・咲ちゃんの鍋で炊いたごはん
・わかめの味噌汁
・ほうじ茶
鍋で炊いたお米はごはんツヤツヤでふっくらおいしい!
土鍋でごはんを炊いたことはありましたが、片手鍋でもここまでおいしいごはんが炊けるとは…!
炊きあがったときのごはんのツヤ、香り、ふっくらとした歯触り、すべてがカンペキです!
時間さえキチンとまもれば、炊飯器も顔負けのおいしい炊きあがりとなりました。
なお、鍋で炊く場合は1時間の浸水はマストで、めんどうだと省略してしまうと芯の残ったごはんになってしまうので注意!
炊飯器の場合は浸水時間を考慮して炊き上げますが、鍋の場合は短時間で炊き上げるので、水につけないと米に水が入りきらないのです。
(レンジで○分で炊ける米容器!なども、浸水時間が長い理由はコレです。)
みずみずしく、お米の甘みがしっかりと味わえるごはんの炊き方でした。
お米の正しい研ぎ方とあわせて、ぜひお試しあれ!
鍋でのお米の炊き方の原作の献立はこちら!
原作で作られている献立の詳しい記事は #91 にてご紹介しています!
ごほうびごはん5巻で紹介しているお料理の一覧が気になる方は、下記よりどうぞご覧ください!
鍋で炊くお米の2合分の材料費は税抜89円でした
材料費の内訳は上記のとおりです。
鍋でのお米の炊き方のまとめ
いかがでしたでしょうか?
この記事では、「ごほうびごはん」5巻 #91 GHB58~後編~ に登場する「鍋でのお米の炊き方」を、写真付きでご紹介いたしました!
ぜひ咲ちゃんの鍋で炊いたお米の味を、あなた自身で味わってみてくださいね!
ここまでお読みいただきありがとうございました。
この日の献立の「ごはんのおとも」の作り方はこちらの記事でご紹介中です!
『ごほうびごはん』全巻のお料理をまとめた記事はこちらでご紹介中です!
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