原作こもとも子のドラマ化もした飯テロ漫画「ごほうびごはん」
登場するグルメは、主人公の咲子が作るものも含めてどれもおいしそうなものばかりです!
この記事では、そんな「ごほうびごはん」1巻#2 3日越しのお楽しみ に登場する、咲ちゃんの「半熟煮たまご」の作り方を写真付きで詳しくご紹介していきます!
半熟煮たまごの6個分の材料をご紹介!
・卵 6個
・水 150㏄
・和風だしの素 1袋(=4g=小さじ1)
・酒 大さじ2.5
・しょうゆ 大さじ2.5
・みりん 大さじ2.5
・さとう 小さじ1 (はちみつも◎)
・密閉袋 卵6個が入る大きさのもの1つ
……ジップロックやビニール袋でOK、穴が空いていないか先に水を入れて要確認!
( )は原作分量です。
なお原作になかった分量は、作ってみて美味しかった分量で補足してご紹介しています。
作り方では詳しく書かれていない工程も、追記補足&作りやすい順序で紹介していきます!
半熟煮たまごの作り方を15枚の画像で徹底解説!
1.小鍋に卵がひたるぐらいの水を入れ、強火で沸かす。
2.冷蔵庫から出したての卵を、網じゃくしやおたまを使って割れないようにそっと鍋に入れる。
冷蔵庫から出したての卵で毎回作ることで、卵の温度が一定になり茹で上がりの状態にムラがなくなります。
3.全ての卵が鍋に入ったら、時々中をかきまぜながら強火で6分茹でる。
お湯の中を混ぜることで、卵の火入れが均一になります。
4.卵をゆでている間に、氷水をボウルに用意しておく。
5.卵が6分茹であがったら、網じゃくしで卵をすくい氷水をはったボウルの中に入れる。
卵は茹で上がった後に急冷することで、卵の身とカラの間にすき間ができカラがむきやすくなります。
6.煮たまごの漬け汁を用意する。
計量カップに150㏄の水、和風だしの素1袋(=4g=小さじ1)、さとう(orはちみつ)小さじ1、しょうゆ大さじ2.5、みりん大さじ2.5、酒大さじ2.5を入れて混ぜる。
7.計量カップに入れた漬け汁をミニフライパンにうつし、強火でひと煮立ちさせ、火を止める。
8.漬け汁ができるころにはゆで卵が冷えるので、半熟の卵がくずれないように手でやさしくカラむきをし、卵が6個入る大きさの密閉袋に入れる。
卵の後に漬け汁も入れるため、密閉袋は使う前に水を入れて穴がないかを必ず確認しておきましょう。
また、氷水はこのあと漬け汁を冷ますのに使うので、捨てずに残しておきましょう。
卵のカラを割るときは角ではなく平らな場所にあてると割れやすく、カラをむくときは水を流しながらやるとつるりとむけます。
9.卵を冷やしていた氷水を再利用し、ミニフライパンごとボウルにつけて粗熱をとる。
ボウルにはった水は、このあと密閉袋の空気を抜くときに再々利用するのでまだ残しておきます。
10.ゆで卵を入れた密閉袋に、粗熱をとった漬け汁を加える。
卵を入れた袋は、丼のような高さのある容器に入れて安定させると漬け汁を入れやすくなります。
筆者は不器用でしょっちゅう漬け汁を入れるときに袋からこぼしていました…
11.ボウルに入った水に密閉袋をつけて、袋の中の空気を抜きジップロックを閉じる。
水につけることで、袋の中にたまった空気を水圧で抜くことができます。
空気をしっかりと抜くことで、卵全体に漬け汁がつかりキレイに仕上げることができます。
12.空気をぬいて封をした袋は器に入れて、冷蔵庫で1日漬けて味をなじませる。
万が一、漬け汁が袋からもれてもいいように器に入れておくと安心です。
筆者は袋に小さな穴が開いていたことが多々あり、何度も冷蔵庫内で地獄をみました…
1日ほど漬けたものがこちら!
少々ムラはありますが、卵に色がついているのが確認できます。
13.1日つけた卵を包丁で半分に切る。
とろっと黄身がこぼれる半熟なので、切れ味のよい包丁でスッと切るか、タコ糸を使って切るとキレイに切れます。
黄身がこぼれるのがもったいない!という方は、切らずに直接お口へGO!
お皿に盛りつけて、完成!
食べない分はさらに2~3日つけておき、味の変化をたのしみましょう!
なお3日漬けたものがこちら!
白身の中まで色がつき、黄身はまったりとした食感に固まっていました。
半熟煮たまごの調理時間は20分でした!
ただし、こちらは写真を撮っていた時間が余分にがかかっています。
漬けておく時間をのぞけば、調理作業時間は15分ほどで完成するお料理と言えるでしょう!
そして、咲ちゃんの半熟煮たまごがついた本日のお献立はこのようになりました!
◆Today’s menu◆
・咲ちゃんのさんまの蒲焼き缶炊き込みご飯
・咲ちゃん半熟煮たまご
・シロさんの豚汁(何食べレシピ)
・麦茶
半熟煮たまごはだしの旨味を感じるトロトロ絶品味玉!
以前作った角煮のタレにつけた味玉は甘め、酢じょうゆ卵はねっとりとしたコクがありましたが、咲ちゃんの半熟煮たまごはだしの旨味がすごい!
お砂糖やはちみつが控えめなので甘さは控えめで、しょうゆとみりんのやさしい風味が感じられました。
1日漬けたものでも、十分味がなじんでいます。
そしてゆで時間6分と短めの半熟具合は、卵をわると黄身がとろ~とあふれだしまさに絶妙!
原作の献立にもあったさんまの蒲焼き缶炊き込みご飯にトッピングしてみましたが、ごはんに半熟卵がからんで最高でした!
6個作ったうち5個をその日中に食べてしまった咲ちゃんの気持ちが痛いほど解るおいしさです。
2日目、3日目の味もたのしみたかったので、ぐっとこらえました…
まとめて作れば、毎日プチ贅沢感を味わえる煮卵です。
この半熟の魔力、ぜひお試しを!
半熟煮たまごの原作の献立はこちら!
原作で作られている献立の詳しい記事は #2 にてご紹介しています!
ごほうびごはん1巻で紹介しているお料理の一覧が気になる方は、下記よりどうぞご覧ください!
半熟煮たまごの作り方のまとめ
いかがでしたでしょうか?
この記事では、「ごほうびごはん」1巻#2 3日越しのお楽しみ に登場する「半熟煮たまご」の作り方を、写真付きでご紹介いたしました!
ぜひ咲ちゃんお手製の半熟煮たまごを、あなた自身で味わってみてくださいね!
ここまでお読みいただきありがとうございました。
この日の献立の咲ちゃんの「さんまの蒲焼き缶炊き込みご飯」の詳しい作り方はこちらの記事でご紹介しています。
この日の献立の何食べシロさんの「豚汁」の作り方はこちらからどうぞ!
社会人として働く咲ちゃんたちのグルメな日常がのぞける原作漫画と、
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