原作こもとも子のドラマ化もした飯テロ漫画「ごほうびごはん」
登場するグルメは、主人公の咲子が作るものも含めてどれもおいしそうなものばかりです!
この記事では、そんな「ごほうびごはん」9巻#188 ごほうびカレー に登場する、咲ちゃんの「半日がかりのじっくりポークカレー」の作り方を写真付きで詳しくご紹介していきます!
半日がかりのじっくりポークカレーの5人分の材料をご紹介!
・サラダ油 大さじ1
・玉ねぎ 2こ
・にんじん 1本
・白マッシュルーム 1pc=11こ
・豚肩ロースブロック 3枚≒300g
・ヤングコーン 50g
・水 600㏄ (3cup)
・赤ワイン 100㏄ (半cup)
・はちみつ 小さじ1
・しょうゆ 小さじ1
・ルウ 2種5皿分 (辛さのレベルは同じにする)
……本記事ではとろけるカレーとバーモンドの甘口
・ごはん 2.5合
・らっきょう 1pc (付け合わせ用)
( )は原作分量です。
なお原作になかった分量は、作ってみておいしかった分量で補足してご紹介しています。
作り方では詳しく書かれていない工程も、追記補足&作りやすい順序で紹介していきます!
半日がかりのじっくりポークカレーの作り方を40枚の画像で徹底解説!
1.玉ねぎ2この両端をおとして皮をむき、うす切りにする。
2.フライパンに大さじ1/2のサラダ油をひく。
3.油を引いたフライパンにうす切りにした玉ねぎを広げてふたをし、5分弱火で蒸し焼きにする。
4.玉ねぎを蒸している間に、他の具材を用意する。
にんじん1本は皮をむいてへたを落とし、乱切りにしてボウルに入れる。
5.ヤングコーンは水を切って、にんじんのボウルに一緒に入れる。
6.マッシュルームは柄と傘を切りはなし、両方他の具材が入ったボウルに入れる。
柄は煮ていくうちに溶けきり、傘の部分だけ残ります。
お肉以外の具材はボウルにひとまとめにしておきましょう。
7.お肉以外の具材が用意できるころには5分経っているので、ふたを取り玉ねぎを弱火で40分炒めつづける。
ポイント①:玉ねぎが飴色になるまで決して諦めないで!! ごほうびごはん9巻より
8.玉ねぎを炒めながら、豚肉の下ごしらえをする。
豚肩ロース肉は食べやすいひと口大の大きさに切り分ける。
本記事では、厚切りロース肉1枚を6等分にカットしました。
9.カレーを煮る用の大きめの鍋に、大さじ1/2のサラダ油をひく。
フッ素加工がされている鍋を使うと、カレールゥを入れても焦げつきにくいのでおススメです。
10.鍋に油がなじんだら、ひと口大にした豚肉を鍋に並べ入れ、中火で3分ほど焼いて焼き目をつける。
ポイント②:お肉は焼いてから煮込むべし ごほうびごはん9巻より
11.3分経ったらトングでひっくり返して、うら面にも焼き目をつける。
この後お肉は煮込むため、完全に火が入ってなくてもOKです。
12.お肉の両面に焼き色がついたら、鍋からお肉を取り出しお皿や耐熱ボウルに入れておく。
13.お肉を焼いていた鍋にボウルに入れておいた具材を加え、中火で3分サッと炒める。
14.3分ほど炒めて具材に油がまわったら、先ほど焼き目をつけていたお肉を鍋に戻し入れる。
15.鍋にお肉を戻したら、水600㏄を加えて強火にかける。
原作ではこのタイミングで飴色玉ねぎも加えますが、まだ炒めている最中なので前倒しで他の調理を進めます。
16.水を加えたら、秘密の隠し味も加えて強火のままひと煮立ちさせる。
赤ワインは100㏄計量し、しょうゆとはちみつは小さじ1ずつを入れる。
ポイント③:隠し味は、赤ワイン・はちみつ・お醤油 ごほうびごはん9巻より
なお、本記事で使った小分けのはちみつチューブは1本で15gで、小さじ1を計量すると約半分ほど入れる形となりました。
17.鍋にふたをして、強火でひと煮立ちさせ火を止めておく。
ここまで準備できたら、飴色玉ねぎの完成を待ちます。
同時進行している玉ねぎは、20分ほどで写真ぐらいの色づきになります。
途中、玉ねぎがパサパサになってしまうようなら、追加でサラダ油を加えて炒めましょう。
40分ほど炒め続けてようやく飴色になりました。
18.秘密の隠し味を加えてひと煮立ちさせておいた鍋に、飴色玉ねぎを合流させる。
19.玉ねぎを加えたら、再び強火にかけて鍋をひと煮立ちさせる。
20.玉ねぎを加えたら、この状態での水位を覚えておく。
木べらを入れて底につけた状態の水位を目安にしておくと覚えやすいです。
水位を覚えておく理由は、これから具材を煮込んで水分が飛んだときに、追加で水を加える目安にするため!
21.鍋が沸いたらアクを取り、煮込んでいる時もこまめにアクは取りのぞく。
ポイント④:アクは親のかたきのごとくこまめに取るべし ごほうびごはん9巻より
22.鍋がひと煮立ちしてアクをとったら、ふたをして弱火で90分煮込む。
23.30分おきに鍋を確認して、水分が減っていたら最初に覚えておいた水位まで水を足す。
24.具材を90分煮込んでいる間に、米を炊いておく。
25.付けあわせのらっきょうは、中の汁を器にうつした状態でザルにあげる。
26.らっきょうを包丁で細かく刻み、残しておいた汁に戻す。
咲ちゃん曰く、きざみらっきょうはちょっと手間だけどこの方が食べやすい!です。
90分ほど煮こんだものがこちら。
飴色玉ねぎがかなり溶けてきました。
27.同じ辛さのカレールゥを2種類用意し、合計で5皿分になる量を用意する。
市販のルゥの場合は、1/2箱(パック1つ)で5皿分のことが多いです。
本記事では、とろけるカレーとバーモンドの甘口を使いました。
ポイント⑤:辛さのレベル(甘口・中辛・辛口)はあわせるべし ごほうびごはん9巻より
28.鍋の火を止めてからカレールゥを加え、よく混ぜ溶かす。
咲ちゃんのように、溶けやすいようにルゥを刻んで加えてもOK!
29.ルゥが溶けたら、弱火にかけて10分煮こむ。
ポイント⑥:スパイスの香りが飛んでしまうので、ルーを入れたら煮込みすぎない ごほうびごはん9巻より
10分ほど煮こんだものがこちら。
長かったカレー作りも、完成間近です!
30.10分カレーを煮込んだら火を止め、深めのお皿にごはんを盛りつける。
31.ごはんの隣に、できたカレーをたっぷりとかける。
32.きざみらっきょうを添えて、完成!
33.あまったカレーは鍋に入れたまま常温保存せず、タッパーなど保存容器に移す。
34.カレーがいたまないように、容器に入れたら必ず冷蔵庫で保管する。
ポイント⑦:カレーは痛みやすいので、常温保存しない事
冷蔵で2~3日、冷凍で1カ月くらい ごほうびごはん9巻より
ポイント⑧:翌日のカレーもお楽しみに!! ごほうびごはん9巻より
半日がかりのじっくりポークカレーの調理時間は2時間50分でした!
ただし、こちらは写真を撮っていた時間が余分にがかかっています。
煮こむ時間を除けば、調理作業時間は1時間20分ほどで完成するお料理と言えるでしょう!
そして、咲ちゃんの半日がかりのじっくりポークカレーがついた本日のお献立はこちらになりました!
◆Today’s menu◆
・咲ちゃんの半日がかりのじっくりポークカレー
・きざみらっきょう
・冷茶
半日がかりのじっくりポークカレーは味に深みがあり絶品!
まるで本格的なお店で食べているような、深みとコクが感じられる絶品カレー!
飴色玉ねぎは完全にルゥに溶けきっているので、甘みが感じられます。
筆者はカレーは甘口派ですが、辛口カレーで作ってもまろやかな味に仕上がることまちがいなしです!
マッシュルームにヤングコーンと斜に構えた具材たちも、カレーの味としてがっちり固まっています。
じゃがいもを使っていないので、そのまま冷凍できるのもうれしいポイントですね!
豚肉は鶏肉に加えて油が少ないので、くどさを感じずペロリと食べられるカレーに仕上がっていました。
飴色玉ねぎづくりに、煮込みに、時間はかなりかかりますが、このおいしさを知ってしまったらリピ決定です。
この味、ぜひあなた自身でもお試しあれ!
半日がかりのじっくりポークカレーの原作の献立はこちら!
原作で作られている献立の詳しい記事は #188 にてご紹介しています!
ごほうびごはん9巻で紹介しているお料理の一覧が気になる方は、下記よりどうぞご覧ください!
半日がかりのじっくりポークカレーの作り方のまとめ
いかがでしたでしょうか?
この記事では、「ごほうびごはん」9巻#188 ごほうびカレー に登場する「半日がかりのじっくりポークカレー」の作り方を、写真付きでご紹介いたしました!
ぜひ咲ちゃんお手製の半日がかりのじっくりポークカレーを、あなた自身で味わってみてくださいね!
ここまでお読みいただきありがとうございました。
「ごほうびごはん」の全巻料理をまとめた記事はこちらでご紹介しています。
社会人として働く咲ちゃんたちのグルメな日常がのぞける原作漫画と、
咲ちゃんの手料理が再現できる公式レシピ本はこちらからチェックできます!
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