皆さん、こんにちは! matutikaです。
収束の兆しが見えない新型コロナウイルスと、解消しないマスクの欠品。
そこでこの記事では、布マスクと使い捨てマスクのメリット・デメリットを始め、
マスクの種類や素材・形状、聞きなれない用語の解説まで。
医療系事務員の私がマスクのいろはをまとめてご紹介です!
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マスクの種類
まず、ざっくりと概要をまとめてみましたので、こちらの表をご覧ください。
種類 | 素材 | 形状 | |
マスク | 家庭用 | ガーゼタイプ | 平型マスク |
不織布タイプ | プリーツ型マスク | ||
立体型マスク | |||
医療用 | 別名:サージカルマスク | ||
産業用 |
マスクの種類は三種類。
家庭用・医療用・産業用です。
家庭用
皆さんがドラックストアなどで購入されているマスクは家庭用マスクになります。
よく使い捨てマスク、という名称でも取り扱われていますね。
因みに、ディスポーザブルマスクも使い捨てという意味です。
使用目的はカゼ・花粉対策・防寒・保湿など。
素材や形状、サイズなどが豊富です。
フィルター性能と通気性のバランスがよいため、長い時間を快適に使えるのも特徴。
医療用
最近ニュースなどでよく耳にする「サージカルマスク」というのは、医療用マスクのことですね。
主に医療現場、もしくは医療用に使用される感染防止用マスクで、外科手術などの際に使われるものです。
「外科の」「手術の」という意味の「サージカル(surgical)」から名前が付けられています。
耳にかける部分がゴムタイプではなく、ぴっちりと止まる紐で結ぶタイプの商品もあります。
弊社で取り扱いのある商品は、カラーはホワイト以外に、ブルーが多く、グリーンやピンクなどもありますね。
産業用
主に工場等で作業時に、防塵対策として使用されるものが産業用マスクです。
工業用マスクや防塵マスクとも呼ばれています。
粉塵の量や性質により口や鼻だけを覆うもののほかにも、顔面すべてを覆うものもあります。
形状はゴツくて立体的な球型のものが多いですね。
マスクの素材
さらに、家庭用マスクの素材のタイプは二種類に分かれます。
ガーゼタイプ
ガーゼタイプは所謂、布マスクと呼ばれているもの。
小学校や中学校の給食当番でつけていたコレです。
最近では安倍総理がつけているものですね。
洗うことで繰り返し何度も使えるのが特徴。
また、政府が全世帯に布マスクを二枚ずつ配布するという緊急対応策、
通称「アベノマスク」
この配られる二枚も、ガーゼタイプの布マスクとなっています。
不織布タイプ
読み方は、不織布=ふしょくふ と読みます。
皆さんが普段ドラックストアなどで購入しているタイプはこちらが多いと思います。
使い捨て(ディスポ)マスクと呼ばれるものですね。
ガーゼと不織布の違いと特徴
さらにこの二つを掘り下げて説明していきましょう。
こちらも一覧を表にまとめてみました。
素材・製法 | 特徴 | |
ガーゼ | 天然素材の綿織物を重ね合わせたもの | ・綿100% ・保湿性抜群 ・防寒・乾燥対策に向いている ・何度も繰り返し使える |
不織布 | 複数の原料を組み合わせたもの | ・防塵(花粉等)効果が高い ・フィルターが中に入っている ・値段が安い ・使い切り(ディスポーザブル)の為、衛生的 |
まず製法の違いから。
ガーゼは隙間の粗い綿を何層にも重ねて出来ています。
不織布より隙間が大きいため、防塵効果は不織布に劣ってしまいます。
しかし最大のメリットは吸水性の高さ!
くしゃみをした後の水っぽい不快感は断然ガーゼマスクの方がないです。
不織布とは、織らない布状のもの。
熱的、機械的、化学的作用により繊維を接着、または、からみ合わせた薄いシート状の布のことを指します。
特性は通気性に優れているということ。
この特性を生かし、マスク以外にも、ティーバッグやおしぼり、エアコンのフィルター、紙おむつ、生理用品など幅広く使われていますね。
不織布マスクの最大のメリットは、高密度のフィルターが入っていること。
ガーゼに比べ花粉などの異物をブロックしてくれる効果が高いというわけです。
(因みに、現在ではガーゼマスクにもフィルター入りのものがあるそうですよ。)
ガーゼと不織布のメリット・デメリット
上記の解説をまとめた表がこちら!
メリット | デメリット | |
ガーゼ | ・繰り返し使える ・肌への負担が少ない ・乾燥しらず保湿◎ ・防寒の対策 | ・洗うのが手間 ・外につけるとちょっと恥ずかしい ・フィルターなし(異物を通しやすい) |
不織布 | ・使い捨て(ディスポ)で衛生的 ・メイク崩れしない ・フィット感◎ ・防塵性が高い | ・くしゃみや咳後の不快感が続く ・毎日使うと一枚単価が高い ・化学繊維でかゆみが出ること有 |
その時々のシーンに合わせて、マスクをうまく使い分けていきましょう!
マスクの形状
こちらは大きく分類して三種類に分かれます。
平型
平型マスクは先にも説明した通り、一般的なガーゼマスクとされています。
名前の通り、平面的なマスクです。
高い保湿性と保温性を持っているので、乾燥から喉を守ります。
睡眠時やエアコンの効いたオフィスなどで使うと効果が実感できますよ!
勿論、マスク本来の飛散防止の効果もばっちりです。
プリーツ型
立体的になるプリーツ構造を採用したものがプリーツ型マスク。
「プリーツ」とはひだのことを指します。
前面の部分がひだ状になっているため、口の動きに合わせて動きます。
マスクをしたまま話していても、ズレにくいのが特徴。
また、顔の前の部分にフィットするため、圧迫感がなく着け心地が快適です。
ひだの上下を自由に広げられるので、口との間に隙間が出来、楽に呼吸もできますね。
立体型
顔の形に合わせてデザインされているため、隙間なくピッタリとフィットするのが立体型マスク。
プリーツ型よりも丸みを帯びた形が多いですね。
装着すると、マスクと口元の間に空間ができます。
プリーツ型よりさらに、息苦しさやしゃべりにくさが緩和されるため超快適です。
この空間の副産物ともいえるのが、女性の口紅うつり。
直接マスクにつかないので、デートやお仕事などでメイク直しが必要ないのはとってもありがたいですね!
最後に
いかがでしたでしょうか?
この記事では、布マスクと使い捨てマスクのメリット・デメリットを始めとするマスクのいろはをまとめてご紹介させていただきました。
マスクを使う環境と特徴を生かして、是非快適なマスクライフを送ってください!
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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